「なぜあの男は空気で人を動かせるのか 昼も夜も結果を出す男の習慣」内野彩華
2013/08/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
■銀座のホステスから、
オラクルのトップセールスとなり、
歌舞伎町のキャバクラオーナーとなった
著者が教える男の分析です。
人というものは、ガツガツとした時代から、
成功してゆったりできる時代と
成長していくものだとわかります。
それがわかるのは、
成長した後になってからです。
・自信があれば、わざわざ熱く語る必要はありませんでした。自信がないから、熱く語っていたのです。・・・語ることは、建前です・・・日々の行動は、本音です(p16)
■出世する人には共通点があるようです。
上の人にかわいがられなくてはいけない。
そのためには、
与えられた仕事をしっかりやることです。
そして、うまくいったらお陰様。
失敗したら「ごめんなさい」です。
・かわいげがある部下の必須条件・・・
・この仕事はやりたくないと我を強くしないこと
・与えられた仕事をもうこれ以上できないくらいに一生懸命やること
・それでも失敗したら潔く「ごめんなさい」と謝れること(p198)
■著者の経験談がおもしろい一冊でした。
日本オラクルも銀座ホステスを採用するとは、
太っ腹だな~。
内野さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「あのね、努力はみんなしてる。努力は当たり前。でも、一歩リードしようと思ったら、努力より工夫だよ」・・大学生の"素人らしさ"を売りにすれば・・・彼いわく、「絶対に営業電話なんてするな。かかってきた電話をとれ!」とのこと。いま考えると、「引き」の営業という手法です(p19)
・マネジメントの必須条件・・・
・自分の部下が気持ちよく仕事できるように、仕事を丸投げすること
・「オレにはできない。すごい」と、日頃から部下を励まし、チーム全体の業績が上がるよう統率すること
・いざトラブルが起こったときはきちんと解決できること(p198)
・わたしがジリ貧を経験したとき、不思議なことにいつも助けてくれるのは、少し当てにしていた人ではなく、想定外の人でした。・・・きっと神様が、ふだんコツコツと人生の復習をしていると、ジリ貧のときにご褒美をくれるのだと思います(p48)
・キャバ嬢は、「サービスマン」ではなくて「営業マン」です(p165)
・金を稼ぐ道は、スペシャリスト、エグゼクティブ、創業社長の三種類しかありません。(p189)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
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目次
第1章 結果を出す男の考え方
第2章 結果を出す男の人間関係
第3章 結果を出す男の金の使い方
第4章 結果を出す男のリーダーシップ
読んでいただきありがとうございました!
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