人生を変えるほど感動する本を紹介するサイトです
本ナビ > 書評一覧 >

「ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術」岡田 尊司

2013/04/11公開 更新
本のソムリエ
本のソムリエ メルマガ登録[PR]

ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 (幻冬舎新書)


【私の評価】★★☆☆☆(67点)


要約と感想レビュー

 精神科医によるストレスへの対策です。人それぞれ性格が違いますので、ストレスへの対策も違います。一般には本音を話して、ストレス発散するのもよいという。本音を言われる先生もたいへんかと思いますが、仕事なのでお許しください。


 また、障害のある人に、才能のある人が多いというのも面白いですね。トム・クルーズには読字障害があり、ケネディには書字障害があることにびっくりしました。長所があるということは、短所もあるということなのかもしれません。


 岡田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・適度に本音をいう場をもつことで発散することも大事である。カウンセリング治療の重要な働きは、自分の感情を吐き出したり、考えを整理することで、曖昧だった気持ちや事態を明確に意識化、言語化し、それによって扱いやすくすることである(p48)


・不安愛着型スタイルの人は、自分が捨てられる、嫌われる、否定されるといった不安が強く、相手に過度に依存する一方で、依存している相手に対して不必要に怒りや攻撃を向けがちである(p73)


・ピカソもまた不注意で落ち着きがなく、席にじっと座っていることができずに、絶えず窓のところに行っては窓ガラスを叩いていたという(p162)


ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 (幻冬舎新書)
岡田 尊司
幻冬舎
売り上げランキング: 7,916


【私の評価】★★☆☆☆(67点)


目次

第1章 ストレスに負けない生き方
第2章 「生きる意味」と適応
第3章 発達特性と適応障害
第4章 パーソナリティ・タイプと適応障害
第5章 あなたの適応力をチェックする
第6章 学校で起きやすい適応障害
第7章 職場で起きやすい適応障害
第8章 家庭生活で起きやすい適応障害
第9章 凹まないための思考法
第10章 葛藤と試練を乗り越える


著者経歴

 岡田尊司(おかだ たかし)・・・1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。作家。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。山形大学客員教授。臨床医として現代人の心の危機に向かい合う。


この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへblogrankings.png


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
36,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
>>バックナンバー
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。
<< 前の記事 | 次の記事 >>

この記事が気に入ったらいいね!

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

この著者の本


コメントする


同じカテゴリーの書籍: