「「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ」武藤 貴宏
2012/11/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
要約と感想レビュー
30歳でプロの応援団を結成した本気のバカ、武藤さんです。
武藤さんは高校に入学してすぐ、応援団に憧れた。でも、2週間で逃げ出してしまった。自分は本当は、応援団をやりたかったのではないのか。武藤さんはずーっと、そのことを考えていたのです。
・一番大事なのは「自分で決めること」だ。もっと言えば、「自分で決める」覚悟を持つ・・(p78)
大学はアメリカの大学を選びます。バラ色の大学生活と思ったら、授業で先生が何を言っているのかわからない。友達のジョークが理解できない。
でも、応援団のように武藤さんは逃げ出さなかったのです。なんだ、「本気」で、「ガムシャラ」に挑戦すると、できるじゃねえか。人生が面白くなるんじゃねえか。武藤さんは、それを伝えたいのでしょう。
・「自分の心」を燃やす訓練をしろ!(p28)
我武者羅(がむしゃら)應援團の迫力を伝えるには、動画を実際に見てもらう必要があります。この本で、その熱さの一端でも伝われば、よいのではないでしょうか。
武藤さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「たかがボウリング大会」にまで本気になれる人は、人生を楽しく、ドラマチックにできる人だ(p32)
・泣けるくらい本気でやってみることだ(p87)
・僕は葬式にほとんど行かなくなった。会いたい人には、今、会いに行く。その時間のほうが大事だからだ。(p122)
・人生は打率ではなく打席数で決まる(p130)
・大声であいさつするのは恥ずかしい。人前で意見を言うのは恥ずかしい。・・人に気持ちを伝えるのは恥ずかしい。・・でも、そんな「自分にとって恥ずかしくて、ありえないこと」を積み重ねると、心はどんどん鍛えられ、磨かれる(p161)
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【私の評価】★★★★☆(84点)
著者経歴
武藤貴宏(むとう たかひろ)・・・我武者羅應援團 華の團長。ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)卒業。高校の応援団に入団するものの、厳しいプレッシャーに耐えることができず、2週間で逃げ出してしまう。卒業後もその挫折を引きずりながら過ごしていたが、ある時、我武者羅應援團を立ち上げる。その本気の応援に触れると熱い涙がこぼれると評判を呼んでいる。
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本のソムリエ様に頂いた本です。
書店で見かけてよさそうな本だな、
と思っていたのですが、
普段新品の本、特に単行本は買わないため、
読むのはだいぶ先になっていたことと思います。
今回、そんな私とこの本を再度巡り合わせていただき、
とても感謝しています。
ありがとうございました。
コンテンツとしては、
自己啓発本としてはスタンダード
な内容も多かったですが
、
読者への伝え方が斬新(応援という発想)で、
とても感情移入しやすくスイスイ読めました。
「知っていることと教えることは違う。」
とも言いますが、
自分の考えを他人に伝えることの難しさを
「本気の応援」、という形で克服しているのだな、
と感じました。
個人的には、
15.それは「意思のある現状維持」か?
それとも「思考停止の現状維持」か?
27.主語を抜くな!
32.ポジティブを疑え!ネガティブに甘えるな!
の三項目の内容が非常に共感でき、
励みにもなりました。