「QT 質問思考の技術」マリリーG.アダムス
2012/07/21公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(85点)
■人は、自分と対話しながら、
自分の人生を作っていきます。
喉が渇いたな・・なにを飲もう?
もう11時だ。午前中はなにする?
そうした選択の結果が
その人の人生を形作っている。
この本では、
正しい質問で考え方を変え、
人生を変えようという一冊です。
・「どうすればこの仕事ができるかしら?」
「なにを学べるかしら?」
「なにが可能かしら?」
このように自分自身への質問の種類を変えることで、
私は人生を変えたのです(p6)
■多くの人は、
目の前のことに
感情的に反応します。
たとえば地震が起こって
家が倒壊してしまった。
Aさんは、
「どうして俺だけがこんなめにあうんだ」
「まだローンが残っているのにどうしよう」
と考える。
Bさんは、
「今、自分には何ができるだろう?」
「住むところをどう手配しよう?」
と考える。
こうした考え方の差が、
Aさん、Bさんの
行動の差となるのです。
・自分になにが起こるかは必ずしも選択できないが、
起きていることに対して自分がなにをするかは
選択できる(p56)
■今の状況に感情的に反応する
"批判者"
として生きるのか、
それとも今の状況から学ぼうとする
"学習者"
として生きるのか?
もちろん"学習者"ですね。
アダムスさん、良い本を
ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私は批判者だろうか?・・
状況をもっと客観的に見る必要がないだろうか?・・
私はなにを選択するべきだろう?(p119)
・この状況からなにが学べるだろうか?(p127)
・正しい答えを知っていることと、
知ったかぶりと受けとられることとは、
実際紙一重なんだ。・・・
レッテルが貼られてしまうと、厄介だ。
そういった目で見る人たちから、
きみが好かれると思うかい?(p44)
・かつての遊牧民の社会は・・
『どうやって水のある場所まで行こうか?』・・・
『どうやって水を運んでこようか?』
この新たな質問が、人類のパラダイムを変えたんだ(p40)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 159149
【私の評価】★★★★☆(85点)
読んでいただきありがとうございました! この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする