「時間ビンボーを脱出して、年収10倍にする方法―タイム・イズ・マネーの錬金術」ジーン・中園
2012/06/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
日本マクドナルドの藤田田社長の下で18年働いた著者が教える仕事術です。印象としては、まず行動することを重視しています。時間をかけて正しく行動しようとするよりも、間違うリスクがあっても早く行動しようということです。私に似ていますね。
日本マクドナルドの創業者・藤田田氏も決断は早かったそうです。「未決」の箱はいつも空なのです。即断、即決を実践していたのです。
・日本マクドナルドの創業者・藤田田氏・・・社長室に入ると、「未決」と「既決」と書かれた書類入れがデスクの上にあり、いつ行っても、「未決」のレターケースの中は空だった(p79)
時間はだれでも一日24時間。それをいかに使うかで、その人の価値が変わります。今日のTODOリストを作る。自分のミッションを書く。空いた時間を使う。CDで学ぶ。こうした、基本の積み重ねが、人生という時間を有効に使うコツなのでしょう。
著者も携帯型のCDプレーヤーを持ち歩いて、自己啓発プログラムとか、成功者のインタビュープログラムを聴いていたという。ショッピングや散歩中にも、そうしたCDによって、いろいろな知識を、身につけることができたのです。
・毎日やらなければいけないことを六項目でいいから、紙に書きだす。・・・毎日必ずその六項目を確実にこなしてしまうというものだ(p38)
著者はオーストラリア企業で、3年間連続1か月の休暇を取ったそうです。うらやましい。中園さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・時間をお金で買える場合がある(p58)
・ミッションステートメントを作ってみることにした。つくるときのポイントは、あまり深く考えずに、思いついたものをどんどんと紙の上に書きなぐっていくということだ。思いつきがいい。(p19)
・とにかく自分の好きなもの、得意なものをすぐさま探して、それに没頭すべきである(p92)
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
著者経歴
ジーン・中園(じーん なかぞの)・・・1949年生まれ。1973年、日本マクドナルド入社。1990年家族とともにオーストラリアに新規日本レストラン支配人として移住。現在、拠点をオーストラリア・シドニーに移し、野菜製造工場GSF社QAマネージャー。
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