「プロカウンセラーの聞く技術」東山 紘久

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プロカウンセラーの聞く技術
東山 紘久
創元社
売り上げランキング: 535

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■この本でいうカウンセラーとは、
 心理カウンセラー、心の問題のある人と
 対話するカウンセラーです。

 したがって、
 普通の私たちにはぴったり合いませんが、
 聞く技術としては参考とすべきでしょう。

 まずは、黙って、相手の話に
 相づちを打つ
ことからはじめます。


・相手の話を黙って聞くのではなくて、
 必ず相づちを入れながら聞いていると、
 話し手は話しやすいものです。(p25)


■人の話を聞いていると、
 多くの人は、解決法を探しているのではなく、
 「共感」してもらいたい、

 「理解」してもらいたい、

 ただ、それだけということがわかります。


 したがって、
 話を聞くということは、
 基本的に「共感」を示すだけで十分。

 「そうなんだ。たいへんだったね」

 これを練習しましょう。


・男性は論理的に説明しようとし、
 女性はそのことを感情的に受けつけていません・・・
 人間は頭で理解していても、感情が拒否するような
 行動はとることができない
のです。(p171)


■カウンセラーとは、
 人間の「話したい」という欲求を封印した
 忍耐心のいる仕事なのかもしれません。

 相手に付き合って、
 寄り添ってあげる、という感じでしょうか。

 これは修行ですね。


 東山さん、良い本を
 ありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・子どもがテレビゲームに興じているとき、
 「勉強しなさい」という前に、そのテレビゲームを
 親自身がしてみることが、子どもの理解の始まり
です(p90)


・奥さまの腹立ちには共感してあげる必要はありますが、
 あなたが腹を立てるいわれはないのです。・・・
 相手の話は相手のこと(p131)


・人間は他人のことに口出ししたくなります・・・
 しかし、人がなり代わってやれることは
 ほとんどありません。(p60)


・「でも」とか「しかし」とか言われると、
 聞いてもらっている感じが半減し、
 反対されているように感じます(p155)


・女性が話をしているのを見ると・・・
 自分に話題が回ってくると、素早く受けて
 相手に回す
のが彼女たちの会話のルールなのです。
 このルールを女性は思春期に学ぶようです(p152)


・プロのカウンセラーの会話が一般の会話と違う点は、
 沈黙と間を多用することです・・・これは来談者が
 自分の考えを深め、自分がわかり、自己に沈潜するために
 必要な時間といってよいと思います。(p206)


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【私の評価】★★★☆☆(75点)

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