「白い紙/サラム」シリン・ネザマフィ
2011/12/03公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
■著者はイラン人の女性。
イラン・イラク戦争時の話と、
日本に難民認定されないアフガン人のお話。
■爆弾の落ちてこない国、日本では、
中東の人に較べて平和ボケしていることを
再確認させてくれる。
平和ボケできるだけでも
幸せだと思うのだが・・・。
水と平和は無料ではない。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・学校が終わると、まっすぐ家に帰って、
母親の手伝いをするか、将来の結婚の準備のために
子供の服を編みだすか。成績なんて、
気にする子もいなければ、
気になる親もいない。(p11)
・ここではみな明るくて、優しい・・・
けど、そんなときでも向こうでは人が殺されている。
忘れたら悪い気がする・・(p118)
・マザーの陥落と共に大勢のハザラ人が命を落とした。
それは必ずしも戦争に参加した兵隊たちではなかった。
犠牲者の多くは非難できなかった無防備な女性と子どもだった。
レイラの母親もその中の一人だ。(p125)
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
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