「"株式会社ロシア―渾沌から甦るビジネスシステム」栢 俊彦
2011/12/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■ロシアとは近くて遠い国。
ソ連時代もよく分かりませんでしたが、
ロシアともあまり日本は交流がないように感じます。
しかし、腐ってもロシア。
資源もあるし、頭の良いロシア人も多い。
ロシアとどう付き合うか、
これからの外交の課題だと思います。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・天然資源の輸出が大きく伸びて通貨が上昇し、
国内製造業の競争力が低下する現象を
「オランダ病」と呼ぶ。(p12)
・男性は、サービスという概念が入ってきた
市場経済についていけず
「アル中やストレスで早死にする人が急増した」・・・
それに較べて女性は「新しいビジネス環境に
比較的容易に溶け込んだ(p140)
・ソ連時代からの習慣で、官僚には
『公的資金を自分のものにしてもいい』
という意識が、一部残っている。
大衆は賄賂を仕方のないものとみなす一方、
民間の実業家を泥棒と見る。
(マルク・ウルノフ)(p181)
株式会社ロシア―渾沌から甦るビジネスシステム
posted with Amazonアソシエイト at 12.02.05
栢 俊彦
日本経済新聞出版社
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【私の評価】★★☆☆☆(65点)
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