【書評】「静寂の梢」岸 暎
2021/06/06公開 更新

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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
要約と感想レビュー
著者が、自然の中でのら猫に出会い、感じたことを詩のような形で表現した一冊。人間の生活とは別に、自然はただ存在してその姿を著者に見せているのです。
人はどうして生きるのだろう、と思わせてくれる一冊でした。岸さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・みんな 何かに飢えている
みんな 何かを待っている(p19)
・えてして人は
自分の考えたいように考える生き物である(p21)
・この樹木の下に生きる虫は
晴天の日にも仄暗いこの枝々の拡がりを
「世界」だと思い死んでいくだろう(p55)
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
目次
透明な箱
青空を透かした樹木の葉
一体化
星空
鏡
野良猫
日記
圧倒感
満足
情報
曲
断面
共通感覚
言葉
昼の散策
山頂
二つの見方
夜の散策
でんでん虫
球体
青空
透明なドーム
赤松の下にて
青空を透かした樹木の葉Ⅱ
転化
銀の樹
熱
鏡Ⅱ
小さな重さ
雲の下で
もう一つのストレス
笑い話のような本当の話
初冬
白い夜
輝き
著者経歴
岸 暎(きし あき)・・・1967年生まれ。タウン情報誌、進学塾勤務を経て、学習塾経営。そのかたわら、小説、詩の執筆を続けている。
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