「意図的に生きる―アバターの発見と開発」ハリー パルマー
2011/09/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
ハリー・バルマーさんは、感覚遮断タンクを作りました。そのタンクの中にいると、無重力の宇宙に浮いているようになってしまうのです。
食塩水に浮かぶ。(無重力)音が聞こえない。真っ暗。ちょうど皮膚温で温度を感じない。バルマーさんはその中で、瞑想し、自分の心を観察しました。
・目を閉じて、心の中の考えではない何かを探しなさい。考えと考えの間の隙間に集中しなさい(p47)
そこで心の中に見えてきたのは、過去に形成された「思い込み」です。欲望とともに、過去の経験から「思い込み」が形成されていたのです。
外からの刺激は、心のフィルターを通り、自分の世界観となっていたのです。思い込みやフィルターとは、潜在意識のようなものなのでしょう。
・いくつもの「思い込み」が、いくつもの「思い込み」の中に収まっている・・・欲求と抵抗が、いくつもの「思い込み」を創造することを促す。(p69)
したがって、「思い」をコントロールすることで、人は思ったとおりの人間になれる、というのがバルマーさんの結論です。確かに発達した脳を持った人間とは、そうしたものなのかもしれません。
バルマーさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・私たちの大半が、自分のために自分で決めるという選択肢があるのだと気がつく頃までには、すでに深く型にはめ込まれ、教化されてしまっている(p156)
・フィルターを通して経験するための簡単な練習・・・「自分は悲しいのだ」と想像する・・・「自分は幸せなのだ」と想像する・・・散歩に出て、周囲を見回す。(p52)
・人が経験している世界というものは、究極的にはその人の意識が形作るのであって、その逆ではない(p107)
・今この瞬間、私たちがかつて自分はこうありたいと決めた通りの自分であることに気づきなさい。(p153)
・私がどんな気分だったかって?自分で決めた通りの気分だったのだ。(p84)
・心から「すべては、だいじょうぶなんだ」と感じさえすればいいということを、私は発見していた(p43)
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
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「アバター」に参加したことがあるので、
学びを思い返しながら読めました。
ありがとうございます!!