「成功するメンタル改造術―トップアスリートに聞いて実践!」高畑 好秀
2011/08/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
テニス暦30年の私が思うのは、スポーツは体力と精神力の勝負ということ。
特に、ある程度のレベルになると、精神力の勝負になってきます。いわゆる本番に強い人、弱い人の差が、結果として出てくるのです。
・結果よりも過程を大切にする(p93)
イメージトレーニングや、ルーチンを守るなど、基本的なことはありますが、やはり心構え。
勝負だけども、勝負を超越したところに意識を持っていける人は強いのだと思います。
・勝ちたいと思ったら勝ちを捨てなさい・・・自分が思うように演技して、もしミスしたのならばそのほうがまだいいと考えています(松永里絵子)(p66)
18名のアスリートのインタビューと、理論を組み合わせており、スポーツをやられる方には、参考になると思います。
良くまとまった本だと思いますが、なぜか、全体的に地味なんですね。どうしてでしょうか。高畑さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・自分がした練習内容を毎日、日記に記す習慣をつけましょう・・・「自分はこれだけの練習をしてきたから大丈夫」というぐあいに頭だけで考えるよりも強く実感できるはずです(p211)
・98%くらいまで頑張っているっていうのが大切。あとの2%は運まかせ(片山右京)(p157)
・選手が「自分は最高の選手だ」といくら暗示をかけて思い込もうとしても、指導者が「お前はダメな選手だ」と言っているようでは効果は半減してしまいます(p204)
・大切なのは声を出すことです。・・・普段の生活の中にもあることですが、ボーッとしているよりも積極的に話したほうが楽しいし、自分も調子に乗れます。(西村晃一)(p59)
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
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