「これが石油産業の全貌だ」日本エネルギー経済研究所

【私の評価】★★☆☆☆（64点）

要約と感想レビュー

　日本はエネルギーのほとんどを輸入している国です。それに対して、私たちはあまりにも無知ではないでしょうか。

　まず、エネルギーのほとんどを占める石油について勉強するために買ってみました。オイルショックの頃は、「油の一滴は地の一滴」とさえ言われており、省エネに力を入れた結果、日本は省エネ大国になったのです。

　そして水力を除くエネルギーの90％以上を輸入する資源小国であるからこそ、バランスのよく多角的にエネルギー資源を割り振ってきたのです。それと比べれば今のエネルギー政策は、環境に影響を受けすぎのようです。

この本で私が共感した名言

・ディーゼル発電機、漁船といった自動車以外のディーゼルエンジンに使用する燃料は、経由に残油を一部混ぜたA重油が使われます（p134）

・自動車用ガソリンの主成分は重質ナフサを改質装置（リフォーマー）などで改質（芳香族化）したものです。一方、石油化学の原料として使われるのは軽質ナフサです（p182）

【私の評価】★★☆☆☆（64点）

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