「ホームレス中学生」田村 裕
2011/02/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
お笑い芸人である田村 裕さんの有名な一冊。
小学生の子どもも、「ダンボール食べたんでしょ」と、この本を知っていました。
・草は苦くて緑臭くて美味しくなかった。・・・ダンボールを食べたこともあった。(p22)
中学二年生でホームレスになったこの本の面白さは、貧乏です。一日300円で生活する。公園で野宿する。
しかし、この本の本質は、「母親への感謝」と、「人は認められることで生きていける」、という大切なことに気づかせてくれることです。良い本でした。
田村さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・公園にはパンの耳を餌にして鳩にあげているおじさんが居た・・・「すいません、その餌、少しでいいのでわけてもらえませんか?」(p27)
・生きたい。今までの考えが180度変わった。僕が立派な人間になってみんなに褒められることが、結局はお母さんが褒められることに繋がるとわかった(p133)
・お母さん、お元気でしょうか。・・・僕はお母さんの望むような孝行息子に近付けているでしょうか(p185)
ホームレス中学生 (幻冬舎よしもと文庫)
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田村 裕
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【私の評価】★★★★☆(81点)
著者経歴
田村 裕(たむら ひろし)・・・1979年生まれ。お笑いコンビ麒麟(きりん)
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