「一生かかっても知り得ない 年収1億円思考」江上 治
2011/02/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■富裕層ファイナンシャルプランナーが教える、
お金を稼いでいる人の特徴48連発です。
貧乏の形態はいろいろありますが、
稼いでいる人は似ているのかもしれません。
・素直さとは、率直に現実を見る力、客観的な現実を受け入れて自分を変える力である。つまり、他からの声に耳を貸す度量である。(p33)
■まず、稼いでいる人の特徴として、
素直、
感謝、
元気、
礼儀、
好かれる、
などがあるようです。
こうした教育は
親がしてくれる場合もありますが、
一番いいのは、
優秀な人の丁稚になること。
・私は職業教育の基本は「丁稚奉公」だと考えている。・・・朝は早くから起きて、番頭(上司)の言うことをまっすぐ聞いて、文句は言わない。・・・黙々と、一所懸命働く。(p25)
■そして、
同じように組織として稼ぐためには、
自分の分身を作っていく力が
必要になります。
これも丁稚奉公が
自分の分身を作るために
効果的だそうです。
これができる人とできない人が
いるようですが、
もし、人を育てることができれば、
稼ぎは非常に大きくなっていくわけです。
・稼ぐ部下を最速で育てる方法・・・まず3年間、店長という役職を与える。そして自宅に住み込ませる。朝ごはんも夕ご飯も一緒。完全な丁稚奉公である。(p156)
■お金持ちと付き合っていると、
こうしたお金持ちの常識を
理解できるようになるのかも
しれませんね。
江上さん、良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「なぜ、あの店にはお客がいないか、分かる?」・・・「へー、面白い意見だね」いいところを見ているね」とホメ言葉を返してくれる(p57)
・新入社員のうちは、社内の人も、みんなお客様だと思え。それ自体が営業のイロハなんだ、と上司はアドバイスした。(p114)
・「稼げない人」は予算思考で行動する・・・投資思考・・・リスクもあるが、上がる可能性はもっと大きい(p43)
・店が商品だ、人が商品だ。そこを磨かないで、技術だけでお客様が来るものか。店の汚さを見れば、教育の仕方も分かる(p141)
・H氏からアドバイスされたのは、「事務所は、いい場所に借りなさい」「接客するスペースには、お金をかけなさいよ」ということだった(p102)
・「お金は怖い。お金は人を左右する」という事実があり、一方では「しかし、人間、お金だけじゃないな。死んだときにその人間の価値が分かるんだな」(p96)
【私の評価】★★★☆☆(77点)
■著者経歴・・・江上 治(えがみ おさむ)
株式会社オフィシャル代表取締役。株式会社企画塾顧問。株式会社MMCコンサルティング顧問。ゴールドスター・アセットマネジメント株式会社執行役員。1967年生まれ。富裕層専門のファイナンシャル・プランナー。
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