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「終末のフール」伊坂 幸太郎

2010/09/16公開 更新
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終末のフール (集英社文庫)


【私の評価】★★☆☆☆(68点)


要約と感想レビュー

8年後に地球に隕石が衝突して人類は滅亡することになったらどうなるの?といった仮定での小説です。私の住む仙台が舞台になっているので、その場所をイメージできることがうれしくなります。


いずれ人間というものは死ぬのですから、本当はこの小説と同じように死をイメージして生きていくべきなのでしょう。いずれくる人の死という現実を再確認させてくれる本だと思いました。良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・お父さん、兄貴のこととかお母さんのこと、馬鹿だ馬鹿だって馬鹿にしてるけどさ、馬鹿って言う奴が馬鹿なんだってば(p14)


終末のフール (集英社文庫)
伊坂 幸太郎
集英社
売り上げランキング: 2003


【私の評価】★★☆☆☆(68点)


著者経歴

伊坂幸太郎(いさか こうたろう)・・・1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『重力ピエロ』『終末のフール』『残り全部バケーション』『AX』『ホワイトラビット』『クジラアタマの王様』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。


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