「ストレスに打ち勝つ!インナーゲームオブストレス」W・T・ガルウェイ E・ハンゼリック J・ホートン

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内面の障害に打ち勝つ!インナーゲームオブストレス

【私の評価】★★★★☆(82点)


■自分の「ストレスへの反応」にいかに対処するか、
 心のコントロール、つまりインナーゲームを
 体系的に教えてくれる一冊です。


 人間の心には、考えるセルフ1、
 その奥底にある潜在意識ともいえる
 セルフ2が 存在します。


 セルフ1は、知的な人間が獲得した素晴らしい思考であり、
 体験や知識によって自我を形成しています。


 いわゆる作られたセルフイメージとでも
 言うものでしょうか。


・セルフ1のことを『ストレスメーカー』と呼んでいます。
 この心の中の口うるさい声は、
 どんな状況の中でもあなたを
 混乱させることができます。・・・
 いい大人の男女(私も含まれます)が、
 おかしな棒で小さなボールを打って
 小さな丸い穴に入れることを大問題と見なすということに、
 私はいつも笑わされてしまいます(p59)


■それに対してセルフ2は、元々の自分。
 生まれながらにして持っている資質です。


 自然を美しいと感じ、新しいものに興味を持ち、
 危険を避け、安定を愛する潜在意識です。


 テニスで言えば、ボールを見て打つという
 単純な動作は、
 練習によりセルフ2が獲得している。


 それを邪魔して緊張しているのは
 セルフ1というわけです。


・私たちが出会うストレスは、テニスやゴルフのゲームに
 もともと備わっているものではありません。
 勝利や敗北、いいプレーや悪いプレー
 といったものに対して私達が見出した
 「意味」に由来するものなのです(p100)


■この本では、そうした経験により作られたセルフ1を
 認識しつつ、本来の自分であるセルフ2というものを
 いかに喜ばせるのか。


 そして、本当の自分自身のためになる判断をするための
 手法やツールを体系化して提供してくれます。


 やや翻訳が硬いのが難点ですが、
 自我を見つめるために参考になる本だと思います。


 ガルウェイさん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「他人を喜ばせたい」という気持ちは
 人の親切心の一部ではありますが、
 喜ばせる過程で自分自身を失ってしまったら、
 得るものは何もないのです(p98)


・「ジェイミーおじさん、これまでに人生を楽しんできた?・・・
 「いや、楽しんでないな」・・・
 「ジェイミーおじさん、どうして?」・・・
 「私は人生を全部あげちゃったんだよ。
 妻にも子供達にも。
 教会に、そして仕事に・・・」(p160)


・「いつも自分を他人と比較する富裕層の人々は、
 常に自分より上がいるために満足していない」
 ということがわかりました(p72)


・私がテニスのコーチをしていた頃、
 生徒がラケットの中央を外して打つと、
 私は「何故ボールがラケットの中央に当たらなかったか」を
 分析する代わりに、そのプレーヤーに対して、
 ただ「何かを変えようとするのではなく、
 ボールがラケットのどこに当たるかを認識するように」
 と要求しました。(p122)


・4つのRとはrest(休息)、relaxation(リラックス)、
 recreation(レクリエーション)、reflection(熟慮)です。
 この4つの要素は単に「あればいい」というレベルのものではなく、
 「絶対的に人生と健康に不可欠なもの」なのです(p112)


ストレスに打ち勝つ!インナーゲームオブストレス
W・T・ガルウェイ E・ハンゼリック J・ホートン
日刊スポーツ出版社
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【私の評価】★★★★☆(82点)



■目次

1 ストレスというゲーム
2 ストレスを知恵で切り抜ける
3 インナーゲーム・ツールボックス


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