「15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術」大串 亜由美

【私の評価】★★★☆☆（73点）

■社会人になって最低限必要な
　コミュニケーションとはなんでしょうか？

　部下に仕事を頼む、上司に報告、
　飲み会でスピーチ、お客様に提案。
　こんなところでしょうか。

　この本では、こうした最低限の
　コミュニケーションの技術を教えてくれる一冊です。

■私が心を動かされたのは、
　自分も、相手も、同じように尊重することが
　具体的にイメージできたこと。

　たとえば、仕事は「申し訳ないけど」やってもらうものではなく、
　仕事として、キャリアとしてやってもらわなくては
　ならないものなのです。

・オフィスでも、「ごめんね！悪いんだけど」は
　一切ナシ。ズバッと、さらっと、
　「勉強になるからがんばって！」（ｐ184）

■いろいろなスタイルの人がいると思いますが、
　ちょっとだけでも工夫してみると、
　いつもとちがう対話ができるかもしれません。

　大串さん、良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・９０秒スピーチ・・・１あいさつ→２名乗り
　→３アイスブレーク→４予告→５本論
　・セールスポイント・ゴール→６結び（ｐ75）

・したいことを「したい」と言う。
　して欲しいことを「して欲しい」と言う（ｐ222）

・いつもありがとう。助かっているよ。
　で、一つお願いがあるんだけど。
　いま話せる？（ｐ126）

・建設的な「ＮＯ」ならば、言ってＯＫ。
　「明日までは無理ですが、明後日までなら、
　コレも調べて、こんな企画書が作れます」と
　アサーティブに伝えましょう（ｐ179）

【私の評価】★★★☆☆（73点）

■編者紹介・・・大串 亜由美

　グローバルリンク代表取締役。大学卒業後、日本ヒューレット・パッカード入社。その後、コンサルティング会社を経て、独立。ビジネスコミュニケーションの研修を手掛ける。

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