「手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術」大坪 勇二
2009/09/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(95点)
要約と感想レビュー
ソニー生命のフルコミッション営業で月収1600円から1700万円超を経験した大坪さんの一冊です。ポイントは大量行動を起こさせる仕組み作りでした。
まず、はじめは弱者の戦略として局地戦でシェア・ナンバーワンを目指します。ランチェスター戦略ですね。そして、大量行動の仕組みとして一日を4分割し、それを月曜から木曜で16コマをお客様との面談枠として設定します。あとは、16コマを面談で埋めていくだけです。
・月曜~木曜に4×4=16の「聖域時間」を作る・・・「聖域時間」とはコア業務を行う時間です。営業マンにとって最も生産性の高い仕事=コア業務とは、お客様と面談することです。(p75)
見込み客へのニュースレター、お客を紹介してくれるキーマン作り、ランチは人と食べるなど、基本的なところはすべて押さえてあります。これらをしっかり実行していく仕組みがポイントなのでしょう。やるかやらないか。やるなら今でしょ!という内容です。
・ひとりメシ禁止令・・・ランチは必ず誰かと食べなければいけない(p105)
私の「夢をかなえる一日一冊手帳術」とも共通点が多いのですが、私の手帳はまだまだ改善点があるとわかりました。この本を参考に、手帳と習慣を再構築します。
営業に特化していますので、営業マンなら必読の一冊です。本の評価としては★5つとしました。
この本で私が共感した名言
・「センス」や「人間力」という実体のよくわからない能力よりも、お客様と何回顔を合わせたか、何回電話で話したか、というような身も蓋もないほどの具体的な行動のほうがはるかに多くの意味があります(p15)
・先輩に、「なぜキーマンを作ることができるんですか?」と聞きました。すると先輩は「そんなの簡単だよ。キーマンになってくださいって頼めばいいんだよ」といったのです(p50)
・成功した理由は、大量行動したことにあるからです。・・・そしてもう1つの理由は、同時に実行したことです・・・すべての作戦を同時に実行に移すべきです。(p64)
・10年間で2800冊の本を読み、300件以上のセミナーに参加しました。(p212)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★★(95点)
著者経歴
大坪 勇二(おおつぼ ゆうじ)・・・1964年生まれ。新日鉄に9年間経理マンとして勤務。ソニー生命のフルコミッション営業に転職し、34歳のときに手取り月収が1600円となる。その後、成功者を訪ね、ノウハウを学び、アレンジして実践した結果、半年で月収が1000万円を突破。2008年キーストーンファイナンシャルを設立。
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