【書評】「月収1850万円を稼いだ勉強法」大坪勇二
2011/11/28公開 更新

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【私の評価】★★★★★(94点)
要約と感想レビュー
月収1655円から月収1850万円。(月収1850円ではありません!)フルコミッションの保険営業マンの世界は、実力の世界。著者が成果を出した秘密は、何なのでしょうか。
・「ひとり作戦会議」には、週末早朝のファミレスが最適(p36)
まず、早朝の作戦会議です。自分がやるべきことを考え、整理するのです。なぜか、自宅ではアイデアがわかないとのこと。そして作戦会議のための情報収集としてはメモを取る。日ごろから気づいたことを記録するのです。
そして情報のインプット。最初は本を読むことからはじめる。本の情報と、自分の課題、それらを考えまとめる、そして「実行」、このサイクルが大切なのです。
・出会いを引き寄せるのが「勉強」・・・正確に言えば、「情報を吸収して編集加工し、それを言語化して発信する」(p48)
こうした十分な書籍による勉強と仕事へ活用できる基礎ができたら、次は人からの学習を強化します。つまり、セミナーに参加する。そして、できれば勉強会を主催する。勉強する仕組みの中に自分を置くことで、良い人脈を作るということです。
・情報のインプット量を増やすこと。それも大量に!・・・十分な読書量を確保したうえで、今度は人から情報を取るステージに進みます。(p208)
はー、確かに自分も同じようなステップを踏んでいる・・・と感じました。セミナー参加と勉強会主催。私にもまだまだやるべきことが残っているようです。まずは、勉強会かな。大坪さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・本は、現場での"不思議体験"をセオリー化してくれる(p93)
・あなたの将来を予測するのは簡単です。あなたのお客様リストを見ればいい。それくらい、あなたがどんな人と付き合うかであなたの人生は変わります。(p47)
・私がセミナーで自分にルールとして課していることは、セミナーの中で「これだ!」というものに出会ったら、それを実行に移す、ということです(p126)
・同期入社の同僚たちと、月1回の社内勉強会を開催しました。私が幹事を務めました。社内で輝いている課長級のエース社員をゲストとしてお呼びし、お話を伺うという形態。(p196)
・富裕層を対象にした勉強会・・・石野氏の成功から学べるポイント・・・
1 「教える」という立ち位置から入ること
2 参加メンバーのメリットが大きくなる仕組みを工夫すること
3 参加メンバーを厳選すること(p220)
・飲み会やゴルフでの関係でビジネスにつながったことはほとんどありません。勉強を通じてできた人間関係のほうが、結果としてはるかに大きなビジネスにつながっている(p6)
・褒めるにはコツがありまして、社長に対しては社員を褒める、ご家庭に伺ったら子供を褒める(p96)
【私の評価】★★★★★(94点)
著者経歴
大坪 勇二(おおつぼ ゆうじ)・・・1964年生まれ。新日鉄に9年間経理マンとして勤務。ソニー生命のフルコミッション営業に転職し、34歳のときに手取り月収が1600円となる。その後、成功者を訪ね、ノウハウを学び、アレンジして実践した結果、半年で月収が1000万円を突破。2008年キーストーンファイナンシャルを設立。
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