「サラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!」トム・ピーターズ
2008/11/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(92点)
要約と感想レビュー
先日、このメルマガ発行のきっかけとなったトム・ピーターズの「ブランド人になれ!」を紹介しましたが、今日は、そのシリーズ第2版です。本書のテーマは、自分のすごいプロジェクト、つまりワクワク・プロジェクトを作ろう!ということです。
仕事をワクワクしてやっている人は、自分のプロジェクトを持っています。どんな仕事でも、自分で工夫を加え、仕事を改善することで、すべての仕事がプロジェクトに変わるのです。
・すごいプロジェクトの発見・発明をどうこう言うまえには、頼まれた仕事がある。(p34)
しかし、現実には、自分のプロジェクトを立ち上げようとすると、必ず抵抗が出てきます。すごいプロジェクトであればあるほど、普通の人には受け入れがたいものとなるのです。それが事前に分かっていれば、どのような抵抗にも耐えることができるはず。
・すごいプロジェクト=ルールの変更・・・ルールの変更=怒りだすヤツがいる(p95)
事前にそうした抵抗があることを知っているのですから、プロジェクトを推進するなかで抵抗が出てきたら、「実はこれは本当にすごいプロジェクトなのかも!」と逆に頑張る気持ちになれるはずです。抵抗があるからこそ、そのプロジェクトはワクワク、やりがいのある楽しいものだということです。
この本からも、私はかなり影響を受けました。本の評価としては★5つとします。
この本で私が共感した名言
・「普通の人が理解できないことをやらなければいけない。やる価値があるものは、それ以外にないのだから」アンディ・ウォーホール(p17)
・アイデアを記録しておくもっとも簡単で効果的な方法のひとつは、"アイデア日記"をつけはじめることだ。(p46)
・プロジェクトの名人は、将来のサポーターにこう頼む。「三分(あるいは二分、場合によっては一分)、お時間をいただけませんか」。(p140)
・将来、共謀者になる人と、週に一回、いっしょに昼食を食べよう。(p124)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★★(92点)
著者経歴
トム・ピーターズ・・・本名トーマス・J・ピーターズ。アメリカ合衆国の経営コンサルタント。 コンサルティング・ファームのマッキンゼー時代に同僚らとともに「7つのS」を開発する。後にマッキンゼーから独立。「経営破壊」「起死回生」などの著書や講演で、新しい時代の経営やビジネスのあるべき姿を提起し続けている。
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