「トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈3〉知能販のプロになれ!」トム・ピーターズ
2004/06/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
著者の「きょうからは自分が経営者なのだ(p23)」という考え方は大好きですね。もし、そう思えるのなら、なんでもプロになると困ったことは起こりません。会社が潰れても生きていける、会社が潰れなくても会社をリードできる。いいことずくしです。
いかに自分を成長させ、今の会社で出世していくのか。上司が顧客ということになるのでしょう。社会では多くの人がライバルとなりますが、会社の中ならライバルは限られます。その中で卓越するだけで出世できるのですから、頑張りたいものです。
この本で私が共感した名言
・私はこの世に足跡を残す仕事をしたい。(p50)
<日本人にはこの考え方に共感する方が多いと思いますがどうでしょうか。>
・友人(俳優)から聞いたのだが、演劇業界ではこう言われているという。「小さい役はない。あるのは小さい役者だけ」私流に言い換えるとこうなる。「小さい仕事はない。あるのは、小さい想像力だけ」(p71)
<小さい仕事はない。あるのは小さい担当者だけ>
・政治を毛嫌いするのはやめて、現実の世界に目を向けよ。大事な計画は実行しなければならない。違うか?そして実行力とは、政治力にほかならない。(p90)
<人生、結果がすべてです。グチを言っても何も変わらない>
・プロジェクト生活=締切り生活 どのプロジェクトにも「日程の番人」が必要になる。(p179)
<締め切りは大切ですね。>
・ホワイトカラー革命で、無芸徒食の「労働者」は粛清され、一芸に秀でたプロフェッショナルには「我が世の春」が来る。さて、あなたはどちらを選ぶ?(p237)
<最近、間接部門のスリム化が進んでいるようです。>
【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
トム・ピーターズ・・・本名トーマス・J・ピーターズ。アメリカ合衆国の経営コンサルタント。 コンサルティング・ファームのマッキンゼー時代に同僚らとともに「7つのS」を開発する。後にマッキンゼーから独立。「経営破壊」「起死回生」などの著書や講演で、新しい時代の経営やビジネスのあるべき姿を提起し続けている。
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