「トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!」トム・ピーターズ
2008/11/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(94点)
要約と感想レビュー
この「ブランド人になれ!」は、メルマガを発行する前から読んでいた一冊でしたが、まだ、ご紹介していなかったことが判明し、急遽、ご紹介することにしました。
当時の私は普通のサラリーマンであり、何かを探していたような気がするのです。そうしたとき、この本を読んで衝撃を受けたことを再読して思い出しました。
・「若い諸君、なにかしら生きた証(あかし)を残したまえ」アンドリュー・カーネギー(p21)
当時の私には何もありませんでした。仕事に追われる毎日です。
そうしたとき、つまんねえ仕事はない。すげえプロジェクトに変えてみろ!と挑発されて、社内で情報提供メルマガをはじめた記憶があります。社内のキーマンに週一回、本店の情報を提供し、その最後には読んだ本から名言を紹介することにしたのです。
・下っ端のあなたには、つまらない仕事しか回ってこないかもしれない。さて、問題はそこから先だ・・・。「つまんねえ」と言いながら仕事に取りかかるか、それとも、その「つまんねえ」仕事を「すげえ」プロジェクトに変えてやろうと思うか。(p101)
そうした社内メルマガ発行を継続できたという自信から、このメルマガ「一日一冊」が生まれたように思います。こうして考えてみると、この本は、このメルマガの発端になった本なのかもしれません。
・「終わりなき鍛錬の中に、人生の意味はある」ジョージ・レナード(p56)
なにかやってみよう!と思わせてくれる一冊だと思いますし、実際に私はやってみて今があるわけです。本の評価としては、私の思い出の一冊であり、私自身を形作った一冊ということで、★5つといたします。
この本で私が共感した名言
・「充実した人生を送る秘訣は、仕事を持つこと、心血を注げるなにかをもつことだ。そして、いちばん大切なのは、そのなにかとは、自分にはできそうもないことでなければならない。」ヘンリー・ムーア(彫刻家)(p28)
・人間はみんな、本来すごい力を持っている。「何ができないか」を学校で教えてもらい、会社に入ってからは「きみには無理だ」と上司に言われ続けてきたために、その力が檻に閉じ込められているだけなのだ。(p51)
・私の付き合っている人、付き合っていない人が、そのまま私を映し出す鏡になる(p124)
・ビジネス誌などを読んでいて、挑発的な記事を見つけ、なにか刺激されるところがあったら、その著者に電子メールを送ろう。・・・返事が来る確率はかなり高い。(p200)
【私の評価】★★★★★(94点)
著者経歴
トム・ピーターズ・・・本名トーマス・J・ピーターズ。アメリカ合衆国の経営コンサルタント。 コンサルティング・ファームのマッキンゼー時代に同僚らとともに「7つのS」を開発する。後にマッキンゼーから独立。「経営破壊」「起死回生」などの著書や講演で、新しい時代の経営やビジネスのあるべき姿を提起し続けている。
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