「即戦力の人心術」マイケル・アブラショフ

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即戦力の人心術―部下を持つすべての人に役立つ

【私の評価】★★★★☆(88点)


■著者が艦長となったイージス艦ベルフォルドは、
 非常に成績の悪い戦艦でした。
 アメリカのイージス艦がこれほど乱れているとは知りませんでした。

 彼は、どうやって落ちこぼれ戦艦を
 No1にまで引き上げたのでしょうか?


■彼がやっていることは、
 成功した企業の経営者がやっていることと
 同じでした。

 部下の意見を聞き、採用し、自ら動く部下を作る。
 サンキューカードで士気を高める。
 海軍でNo1となるというビジョンを示したのです。


  ・つねに部下に
   「きみがしている仕事で、もっとよいやり方はないか?」と
   聞いて回ったのである。(p22)


■食事を良くしたり、
 映画や音楽ビデオを上映したり、(ちょっとやりすぎ)
 職場環境・雰囲気の改善にも努力しています。

 成功例と失敗談。
 すべてに具体的なストーリーがあるのに
 感心しました。


  ・事件・作戦のあとで必ず、それにかかわった者たちが
   艦橋にある私の椅子のまわりに集まり、批評会を行なう。
   うまくいったときでも、やはり分析を行なう。(p70)


■最終的に著者が大佐止まりで退役した理由には、
 やりすぎたことと、嫉妬があったようです。

 そうした点には私たちも注意しなくてはいけないのでしょうが、
 成果を出した手法の価値は下がりません。
 本の評価としては、★4つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・言葉の力・・・私は部下たちに、艦を訪れるすべての
   人に対して、その人物と目を合わせ、握手をし、微笑み、
   「海軍で最も優れた艦へようこそ」と言って迎えるように
   してほしいと伝えた。(p58)


  ・部下たちの配偶者の誕生日のリストを手に入れ、
   直筆のメッセージを書き添えて、そのカードを送った。・・・
   「あなたの旦那さんはすばらしい仕事をしています」と書いた(p167)


  ・私が部下たちと一対一で行った面接の利点の一つに
   「それぞれの部下の人生を知る」ということがある。
   なぜこの組織に入ったのか、そして、夢はあるのか、といった
   ことを知ることほど有益なことはない。(p185)


▼引用は、この本からです。

即戦力の人心術―部下を持つすべての人に役立つ
マイケル・アブラショフ
三笠書房
売り上げランキング: 591
おすすめ度の平均: 4.0
4 久々にどきどきしました
2
5 組織を動かす力
4 ここにはリーダーが目指すべき理想の職場がある
3 海軍の話をされてもあまり

【私の評価】★★★★☆(88点)


■著者紹介・・・マイケル・アブラショフ

 アメリカ海軍史上一と言われた短期間で成果をあげた海軍大佐。
 戦艦ベンフォルドの艦長に就任すると、海軍No1にまで改革する。
 その後、コンサルティング会社を起業し、評価されている。

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■関連書評■
a. 「松下幸之助の実践心理術」赤塚 行雄
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b. 「人を見る眼 仕事を見る眼 松下幸之助エピソード集
【私の評価】★★★★★


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