「松下幸之助の実践心理術」赤塚行雄

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松下幸之助の実践心理術―「無」から「有」を生み出す究極の心理テクニック

【私の評価】★★★★★(92点)


■経営の神様 松下幸之助は、お客様だけでなく、
 社員も感動させてきました。


 そうした感動のエピソードを集めた一冊です。


■部下を3時間も叱りつづけるなど、
 激烈なエピソードもありますが、
 底辺にあるのは( 真剣さ )でしょう。


 それは仕事だけでなく、
 遊びにおいても( 真剣 )なのです。


■会社の行事などで、
 手違いからスケジュールを変更しなくてはならないことは
 よくあることだと思います。


 しかし、そんなとき松下幸之助は、たいがい
 「そんなに簡単に妥協するなら、やめてしまえ!」
 と、激怒して叫ぶのです。


  ・馬鹿もん!・・・いくら運動会というても、
   大事な大事な催しや!
   それを国旗掲揚はぶいてどないするんや!
   そんな横着して、一体どうするんや!
   おまえら、そうしたいんなら運動会はもう中止や!
   中止せい!(p143)


■そこには、こうした行事でさえ、
 ちょっとしたアクシデントに左右されるような
 心持では、真剣勝負の仕事においては死を意味するという
 直感、恐怖があったのではないかと思うのです。


 そうした「細かなところまで、こだわる真剣さ」を
 仕事だけでなく遊びでも追及し、
 社員にそうした経営哲学を伝えようと
 していたのかもしれません。


  ・目に見えるものだけを大切にした経営は、決して
   最終的によくならんよ。目に見えない部分のもんをもっと
   大切にせんと、結局行き詰まるんや・・・
   「目に見えないもの」とは・・・
   「その会社にある経営哲学、理念だよ」(p148)


■なぜ、松下幸之助は人を感動させることができるのか?
 その一端を知ることができる一冊でした。


 知らないエピソードもありましたので、
 本の評価としては、★5つとします。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・彼がもっとも恐れたのは、手抜きだった。・・・
   手抜きした仕事の結果云々が問題なのではなく、
   手抜きした過程で、それが「癖になってしまう」ことを、
   幸之助はもっとも恐れたのである。(p33)


  ・月給の社員への給料袋には、幸之助が一人一人、
   その人へのこれからの熱い期待と
   これまでの感謝を込めてメッセージが
   添えられていた。(p162)


  ・一人では貯まらない金も、二人だと将来の展望が立って、
   貯められる。不思議と、一人では苦しい生活が、
   二人になると食えるようになるものだ。(p102)


▼引用は、この本からです。

松下幸之助の実践心理術―「無」から「有」を生み出す究極の心理テクニック
赤塚 行雄
日本文芸社
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おすすめ度の平均: 4.0
4 松下幸之助の生き方

【私の評価】★★★★★(92点)



■監修者紹介・・・赤塚 行雄(あかつか ゆきお)

 1930年生まれ。
 東大卒業、スタンフォード大学に留学後、日本大学助教授、
 長野大学教授などを経て評論家。中部大学教授。
 著書多数。


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