「仕事道楽―スタジオジブリの現場」鈴木 敏夫

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仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)

【私の評価】★★★★★(92点)


■私は、「カリオストロの城」「風の谷のナウシカ
 「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」が大好きです。


 つまり、宮崎駿の作品が大好き。
 宮崎駿は、本当に天才だと思います。


■この本では、
 ジブリでの映画作りの現場のドタバタ、
 人間模様、組織のしがらみなどが、
 プロデューサーである著者の視点から語られます。


 製作に携わる人たちが知恵を出し合って、
 映画が作られていくのがわかります。


 宮崎駿のエピソードには、
 宮崎駿は良いも悪いもある人間だったんだ・・・と、
 不思議な感覚を持ちました。


■「風の谷のナウシカ」のラストは、
 実は、オームの前にナウシカが降ろされたところで
 終わるはずだったとか、
 「もののけ姫」というタイトルは、
 宮崎駿としては「アシタカせっ記」にしたかったなど、
 ジブリ・ファンなら必読の一冊となっています。


 私は、ファンなので文句なく★5つとしました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・宮(宮崎駿)さんは岩波新書の中尾佐助『栽培植物と農耕の起源
 の話ばかりしていたことがあります。
 宮さんに「鈴木さん、これ読んだ?」と聞かれて、
 「いや、それは読んでない」といったら、
 いきなり「無知ですね」(p29)


・高畑さんに聞いたことがあります。
 「プロデューサーでいちばん大事なことはなんですか?」。
 高畑さんの答えは明快でした。
 「それは簡単です。監督の味方になることです」(p43)


・『トトロ』・・・じつは「儲けなくてもいい」
 という姿勢でのぞんだのに、結果として
 最大の収益をあげる作品になった(p80)


・正直いいますと、ジブリがここまで
 続くとは誰も考えていませんでした。
 一本成功したら次をやる。
 失敗したらそれで終わり。(p138)


▼引用は、この本からです。

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書 新赤版 1143)
鈴木 敏夫
岩波書店
売り上げランキング: 532
おすすめ度の平均: 4.5
4 楽しく大変に
5 正直、鈴木さんは「やっぱり凄い人だな」と思った。
4 聞き書きは共著にするべきだ
5 もう一度以前に見たジブリ作品が見たくなった。
4 鈴木プロデューサーの職歴書

【私の評価】★★★★★(92点)



■著者紹介・・・鈴木 敏夫(すずき としお)

 1948年生まれ。
 1972年徳間書店入社。
 「アニメージュ」編集部を経て、
 「風の谷のナウシカ」を機に映画製作を開始。
 1989年よりスタジオジブリ専従。
 プロデューサーとして「もののけ姫」
 「千と千尋の神隠し」などを大ヒットさせる。
 現在、スタジオジブリ・代表取締役プロデューサー。


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