「儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方」吉澤 大
2008/06/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
26歳で起業した著者が、社長になって学んだことを教えてくれる一冊です。15年間の社長の経験と試行錯誤を、この本で知ることができます。
マニュアル化、資金運用、アウトソース、セミナー、スケジュール管理などいろいろ実行し、工夫しているのがわかります。こうした工夫は、やはり本やセミナーから吸収しているようです。
・本を読むことで、それぞれの著者が長い時間をかけて得たビジネスにおけるエッセンスを、短時間に学ぶことができるのです。(p152)
社長とは、自分のあり方がダイレクトに業績に影響しますので、大変な職業です。吉澤さんの時間の使い方は、参考になるでしょう。本の評価としては★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・社長が費やすべきは「ビジネスモデルの考案・選択」「他人にやってもらうためのしくみ作り」「人脈形成と情報・知識習得」である。(p62)
・グーグル社が用いる投資資金の配分ルールは「七:ニ:一」というものです。つまり、「全体の資金のうち七割を既存業務に、ニ割りを関連業務に、そして、一割をまったく関係のない新規の事業などに投資をする」(p34)
・高額のセミナーには、時間があって高い料金を出せる人たち、つまり「時給が高い」うえに、わざわざセミナーに参加するというモチベーションの高い人が集まっています。(p146)
▼引用は、この本からです。
日本実業出版社
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
第1章 なぜ、社長の時給は下がりつづけるのか?
第2章 社長は昼にランチを食うな!
第3章 まず、効率よく稼ぐ手法を考案・選択する
第4章 できる社長は「他人にやってもらう」しくみ作りに時間をかける
第5章 「人脈形成」「情報・知識習得」も時間効率よくこなす
第6章 自由に動ける「社長ならでは」の時間管理術
著者経歴
吉澤 大(よしざわ まさる)・・・1967年生まれ。会計事務所勤務を経て、1994年吉澤税務会計事務所開設。株式会社トータル・マネジメント・コンサルティング代表取締役。得意分野は中小企業向け資金調達支援、相続・事業継承。
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