「感動が共感に変わる!」中村 伸一
2008/05/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
旅行参加者は隊員
「世界の果てまでイッテQ」という冒険好きな本のソムリエですが、世界には、たくさんの冒険ツアーがあって、著者の中村さんはそうした冒険ツアーを専門に販売しています。中村さんが販売する冒険ツアーでは、添乗員ではなく同行スタッフ、旅行参加者は隊員と呼ばれるのです。
ツアーの内容も冒険ツアーだけあって、オーロラを見る、騎馬隊を結成する、オーストラリアで野宿するなどドキドキワクワクするものです。中村さんの冒険ツアーに参加すると、元気のなかった隊員が、何かふっきれて少なからず人間的に成長する人が多いらしい。
・中米にいったとき、子どもたちの服装は汚く、靴もない質素で、生活のために働かされていたが、目だけは、生き生きとしていて、凄くキラキラして綺麗だったのを思い出した。(ひで)(p110)
旅は人生と似ている
旅とは人生と似ているという。選択することが人生で、失敗するかもしれないけど、やってみることが大事なのです。これは旅も同じなのです。やらないと立ち止まるのではなくて後退するのです。そして、他人に振り回されないで自分らしい旅が良いのは、人生も同じなのです。他人から見てどうかではなく、自分自身で納得のいく、他人軸ではない、自分軸の人生や旅をすればいいのです。
旅っていいよな・・・と思いながら、本のソムリエもカザフスタンの生活を思い出しました。旅はいいですよね。視野が広がります。隊長の( 旅 )と( 隊員 )への思いの強さに、★4つとしました。
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この本で私が共感した名言
・良いところも悪いところも、ありのままの自分を認め、許すこと。自分の欠点や弱点をさらけ出し、ネタにして、みんなで笑い飛ばすくらい開き直った方がいい。(p32)
・刺激のないところに感動なし。
刺激のないところに発想なし。
刺激のないところにモチベーションなし。
刺激のないところにアウトプットなし。(鮒谷周史)(p78)
・今の時代、自分に正直に生きるのは簡単なことじゃないと思う。でもね、自分の考えと行動が一致しないまま生きるほうが、もっとつらいと思う。正直こそが人を動かすのだと思う。やりたいことがなかなか見つからないかもしれないけれど、それを見つけるのが人生なんだよ。(p200)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
PROLOGUE 旅を楽しめない人は人生を楽しめない
1 体感し、感動を共有する旅
2 てっぺんから未来をイメージする
3 隊長の役割ってなんだ
4 新しい自分を、仲間を、そして日本を見つける旅
5 原点は、いつもそこにある
6 旅は、終わってから始まる
EPILOGUE あなたは一人ではない―娘たちへ
著者経歴
中村 伸一(なかむら しんいち)・・・1961年生まれ。(株)エクスプローラ「地球探検隊」代表取締役隊長。旅行会社に就職し、87年海外放浪の旅に出る。96年(株)エクスプローラを設立。「地球探検隊」のブランド名で、世界各国の「多国籍冒険ツアー」の予約・販売を行う。
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