「地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本」デュラン れい子
2008/04/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
スウェーデン人と結婚したれい子さんの一冊です。スウェーデン人の夫をはじめ、主にヨーロッパ人の友人とのつき合いで知った日本とヨーロッパの違いを教えてくれる一冊です。
ポルノは夫婦で見に行くとか、「うがい」ができないなど、私も知らない欧州のトリビアがありました。実際に経験してみると文化の差がわかるのでしょうね。
デュランさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・『源氏物語』はヨーロッパのほとんどの国々で翻訳されている・・・世界初の女流小説が、紫式部という日本女性によって書かれたことは、日本人として、また女性として、とても誇らしいことです(p3)
・イソップ童話の「キツネとツル」。・・・日本人はキツネを悪者と読むらしい。・・・キツネって・・・頭のいい動物だということだ(p51)
・ヨーロッパでは働くことが苦行だという考え方がある・・・日本もヨーロッパに近づきつつあるのだ(p84)
・ポルノは夫婦で見に行くもの(p137)
・うがいを知らなかった夫・・・夫の友人のスウェーデン人のお医者さんがやってきた。・・・「・・・うがいみたいな曲芸は我々ヨーロッパ人にはできない(p175)
・お返しの習慣がないヨーロッパ(p194)
講談社
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
デュランれい子・・・1942年、東京都に生まれる。文化学院美術科卒業。博報堂にコピーライターとして入社し、サンケイ広告大賞を3年連続受賞。退社しスウェーデン人と結婚後、スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。1977年に英国国際版画ビエンナーレで銅賞受賞を機に、アーティストとして活躍、特にイタリア美術の紹介に貢献する。現在も南仏プロヴァンスに在住
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