「こころのチキンスープ〈3〉―愛を見つめる死を見つめる」ジャック キャンフィールド マーク・ビクター ハンセン
2007/11/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
要約と感想レビュー
泣ける良い物語を集めたこころのチキンスープ第三弾です。やや勢いが衰えましたが、良いストーリーの威力は強いです。
例えば、エジソンは何度も失敗しても諦めなかった、ルノアールは半身不随で描き続けたのです。諦めないから成功したのか、成功する人は諦めないのでしょうか。だれもがすべてを体験できませんので、こうした本で学ぶしかないのでしょう。
この本で私が共感した名言
・教えることは学ぶこと(p69)
・「できません」「どうしてできない?」と先生。・・・「だってぼくは、学習障碍児ですから」先生はつかつかと歩いてくると、ぼくの顔を見つめて言った。「二度といまのことばを言ってはいけない。自分の価値を他人の評価で決めてはいけないんだ」(p75)
・トーマス・エジソンの実験室は、1914年12月、火事でほとんど消失した。・・・「災いにはすばらしい価値があるんだ。誤りをすべて燃やしてくれたよ。ありがたいね、またゼロからスタートできるじゃないか」(p147)
・ルノアールは関節炎でほとんど半身不随になっていたが、それでもひたすら絵を描き続けた。・・・そんなに苦しみながら、どうして描き続けるんだ?」ルノアールは淡々と言った。「痛みはいつか消えるが、美は永遠に残るじゃないか」(p164)
・乞食は、まずテーブルに私を連れていった。やがて三冊の本を抱えて戻り、テーブルの上に置いた。・・「おまえに教えておきたいことが二つある、・・・「まず第一に、本を表紙で選んじゃだめだってことだ。表紙にはだまされることがあるんだぞ。・・・「第二に、本を読める人間になれ。何があっても奪われることのないものがあるとしたら、それは、人間の英知だ」(p194)
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
目次
第1章 親と子のきずな
第2章 愛の魔法
第3章 教えることは学ぶこと
第4章 死を見つめる
第5章 立場変われば
第6章 輝く明日のために
第7章 知恵の贈り物
著者経歴
ジャック キャンフィールド(Jack Canfield)・・・1944年生まれ。アメリカの自己啓発作家、モチベーションコーチ、講演家、経営者。世界的なベストセラー・シリーズ「こころのチキンスープ」(Chicken Soup for the Soul)の共著者として知られ、経営者や教育者向けの研修を行うセルフ・エスティーム・セミナーを設立。
マーク・ビクター ハンセン(Mark Victor Hansen)・・・1948年生まれ。アメリカのモチベーションスピーカー&トレーナー、著述家。イリノイ州ウォキーガン出身。ベストセラーを記録した『こころのチキンスープ』(Chicken Soup for the Soul)シリーズの共同創作者。世界中で講演活動を行っているほか、TVやラジオ番組などメディアにも多数出演。
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