「ヒット率100%の商品開発」伊吹 卓

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ヒット率100%の商品開発―「売れる」モノづくり人づくり

【私の評価】★★★★★(90点)


●企業は、つねに新しい商品を
 提案しなくてはならない運命にあります。


 そうした悩める商品開発担当者に
 最適な一冊です。


●この本で提案する商品開発方法は3つです。


●まず、「苦情法」です。


 苦情が来たら、その苦情を解決する商品を作ることで、
 ヒット商品が生まれる可能性があります。


 ・"苦情法"・・・客(消費者)からの苦情をキーワードにして、
  商品アイデアを考えることである。(p15)


●二つ目は、「物まね法」です。


 他社の商品を観察し、
 ヒットの兆候があれば、すぐにマネをします。


 ・他のメーカーが発売した新製品の動向を注意深く見ていて、
  「これは売れるぞ!」と気づいたら
  すぐまねをすることである。(p23)


●そして三つ目は、「小さな実験法」です。


 いくつか商品サンプルを作り、
 消費者テストで評判の悪いものを除いていきます。


 ・レイモンド・ローイという神様みたいなデザイナー・・・
  彼は新商品を売りだすとき、
  いくつかつくってみて消費者テストを行い、
  評判の悪かったものは思い切りよく捨てていた。(p50)


●これらの方法からわかるのは、
 商品開発は理屈ではないということです。


 考える暇があったら、
 街にいってヒット商品を探してこい
 というのが著者の考え方でしょう。


 ・「賢い人は、理屈ばかりいって仕事ができませんので、
  お引き取り願っています」
  (急成長したワールドという会社)(p44)


●理屈ではない実践から導き出された商品開発方法に
 本物の香りを感じました。
 ★5つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・世の中には自分のために金と時間をかけて、
  テスト販売をやってくれている会社が
  いっぱいある(p27)


 ・目標をやたらと高いところに置く・・・
  デカいこといって、ホラ吹きと思われたくないから、
  「もうあとに引けない」と思う。・・・
  そうやって逃げ道をふさいでおいて
  必死に努力するのだ。(p178)


 ・あなたが旅行することがあったら、
  駅前のみやげ物を売っている大きな店に行って、
  必ずこう聞きなさい。『この店でいちばん
  売れている商品はどれですか』と。(p212)


▼引用は、この本からです。

ヒット率100%の商品開発―「売れる」モノづくり人づくり
伊吹 卓
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★★(90点)


■著者紹介・・・伊吹 卓(いぶき たく)

 1932年生まれ。1966年に渡米し、広告代理店各社で
 セールス・アイディアについて研究する。
 経営コンサルタント。


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