「泣ける2ちゃんねる」コアマガジン
2007/05/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
●超巨大インターネット掲示板「2ちゃんねる」から
泣ける話を集めた一冊です。
その匿名性から、若干のウソもあるでしょうが、
逆に本当のリアルな話が多いと感じました。
●やっぱり泣けるのは、両親、子どもの話です。
家族が一番大切。
そこにどうしても避けられない
「死」という問題がおこれば、
どうしても泣いてしまいます。
●日本の人口1億人。寿命が100年弱と考えれば、
毎年100万人が亡くなり、100万人が生まれている。
これは事実であり、「死」というものは、
避けられないものなのです。
●そして、そうしか家族への感謝の気持ちを大きくするのは、
運悪くそうした「死」と対面したときが多いのです。
親の苦労を知ったときには、
もう伝えることができない。これは悲しいことです。
●多くの投稿から、普通の人びとはどう思っているのか、
どう感じているのかが伝わる一冊です。
両親への感謝と生きていることの大切さを学びましたので、
★4つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・おばちゃんは
「別に1位じゃなくてもいいんだよ、
何位だって自分ががんばればいいの」
と言ってくれました。(p86)
・以前息子のいた病院にテレビ局が来たことがあります。
実に無神経かつ慇懃無礼な人たちで、
彼らは自分達の望むシーン、つまりは
「重病人、障害者とは不幸にも負けず健気に
頑張る心のきれいな人たち」という図式に
あてはまらない者たちには驚くほど冷淡でした(p233)
▼引用は、この本からです。
コアマガジン (2004/02/14)
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密度の濃さ
2ちゃんねるに興味のある人へ
【私の評価】★★★★☆(82点)
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