「運は変えられる!―「自分を好きになること」から始めよう」來夢
2006/12/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
テレビでは毒舌で細木数子が幅をきかせていますが、來夢さんの占いと心理学を融合させた人生観は、細木数子を上回っていると思うのは私だけでしょうか?
この本の前半では、占いというよりも、人生の成功法則、人生の考え方を指南してくれます。笑顔でいること、自分を磨いておくことなど、運をよくするためには当たり前のことですが、占い師だけあって、なかなか説得力があります。
・美人でも傲慢であれば、生き方は顔に出てしまうから、いずれ悲惨な人生を歩むこともあります。・・・あなたの「笑顔」には、人を惹きつける力や、人の気持ちを明るくしてしまう、人に元気を与えられる、大きな力があるのです。(p184)
細木数子の場合は、問答無用で断言しますが、來夢さんの場合は、やさしく諭してくれるという感じです。その点、特に人の心を癒す力があるように感じました。
・人生には手遅れということはありません。その気がついたときが、あなたにとって最高のタイミング。(p57)
女性向けの人生お助け本として、よくまとまっています。後半は女性を対象とした恋愛相談となっていますので、男性には★3つ、女性には★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・本気で叱ったり、怒ったりするのにはエネルギーがいりますから、どうでもいい人や見込みがない人には、叱ったり怒ったりしないものです。(p35)
・運が上昇しているときも、下降しているときも、目の前に起きている現象のすべてには意味があり、なんらかの合図(サイン)なのです。(p101)
・「春夏秋冬占い」では、人生は春夏秋冬それぞれ三年ずつ、十二年サイクルで、巡っていると考えています。・・・らせん階段を一段一段上がっていくような感じて、スパイラル(らせん)を描きながら、四季を何度も繰り返し、上昇していきます。(p90)
・運命の人に出会うためには、出会えるような場所に行って、出会う機会を増やすということも必要なことですが、と同時に、出会ったときのために、自分を磨き、自分を高めておく日々の努力も必要です。(p114)
【私の評価】★★★★☆(80点)
著者経歴
來夢(らいむ)・・・アストロロジャー。(星占い師)、西洋と東洋のアストロロジー(占星学)と心理学をベースにした人生のサポーター・チーム「來夢ing(らいみんぐ)」代表。「占いは、知らないより知っていたほうがよい"情報"であり"知恵"である」をコンセプトに、年間1000件以上の相談、アドバイスを行っている。完全紹介制にもかかわらず、常に予約で1年以上待ち。
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