「成功者に学ぶ時間術」夏川 賀央
2006/11/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
●時間はすべての人に同じく与えられているのに、
どうしてこんなにも差があるのでしょうか。
私は、その差は、時間の使い方の
習慣にあると考えます。
この本は、その差を教えてくれる一冊です。
●時間を増やすためには、
まず、ムダを省きましょう。
ムダを省くとは、目的を持って
行動するということです。
・トヨタの根本的な考え方は、「必要なものを、必要なときに、
必要なだけつくる」というもの。(p41)
●次に、すきま時間を活用します。
常に本を持つ。通勤中に本を読む。
トイレで本を読む。・・・
いろいろやれることはあるはずです。
●そして、決定的なのは、早起きの習慣です。
朝の一時間は、夜の三時間に匹敵します。
・なぜ仕事ができる人は
皆「早起き」なのか(p88)
●時間管理の基本をすべて網羅していますので、
「時間管理がまだまだだな」と考えている人には
読む価値があると思います。★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・経営者たちが三年も先のことを約束するのは嫌だといって、
数値目標や達成年限を掲げた計画を示さないとしたら、
それこそ市場の近視眼的な傾向に
ひと役買うことになるわけです。」
(『カルロス・ゴーン経営を語る』)(p98)
・一ページだけならきちんと読んでもやろう。
しかし、それ以上なら、秘書に
そのままゴミ箱に放り込めというだけだ。
(ウィンストン・チャーチル)(p128)
▼引用は、この本からです。
成美堂出版
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あまりにも多い他書の引用
要領が良い著者
【私の評価】★★★☆☆(77点)
■著者経歴・・・夏川 賀央(なつかわ がお)
1968年生まれ。大手出版社など数社を経て独立。
会社経営のかたわら、作家として活動。
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