「論理思考と発想の技術」後 正武
2006/03/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
■企画書を作るとき、
いかに説得力のある資料を作るのか。
そのためには、論理的にも正しく、
情報を分かりやすく、
構築する必要があります。
その方法がピラミッド構造であり、
抜け洩れのないロジックです。
後さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・国の財政健全化のためには、
1 租税を中核とした「歳入を増大」する(資産売却も可)
2 役人の数を減らす、建設などの投資を減らす、軍事・教育・福祉などの
経費を減らすなど「総支出を抑制」する。
3 大幅なインフレにより円の価値を下げ、借金の実質価値を減殺する。
の三つの方法しかあり得ない(p25)
・私の考える論理[ロジック)の五原則は、次のとおりである。
1 基本はピラミッド構造(帰納と演繹で積み上げる)
2 メッセージは一度にひとつだけ(一文一義)
3 抜けや歪みのないこと(MECE)
4 抽象のレベルが揃っていること
5 最下部は、事実かまたは事実に代わる蓋然性の高い仮説(p56)
・揚げて三分たったフライドポテトは、理屈ぬきに捨てよ(p239)
・裁判が正義を行うための場(スピードも正義である)であるより
手続きを争う法廷技術を駆使する場になってしまっている
という気がする(p300)
PHP研究所
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
■目次
第1章 論理とは何か?
第2章 論理の原則
第3章 論理の演習
第4章 イッシュー(争点)を考える
第5章 ゆたかな発想を求めて
第6章 論理と発想についての断章
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