「気くばりのツボ」山崎 拓巳
2006/02/03公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
●学生時代、人間関係に自信がなかった
著者の山崎さんが、長年にわたって磨いてきた
人間関係をよくする技術を教えてくれます。
まず、初対面のときは、
共通の知り合いを話のネタにするのは、
会話を盛り上げる基本のようです。
・(新しいグループに飛び込んだら・・・)「いつもここの○○さんにお世話になってるんです」と他のメンバーを話題に出すことで、相手は心のトビラをひとつ開けてくれます(p65)
●そして、話題を途中で途切れることなく、
ふくらませる。
途切れたら別の話題を出していくのも
基本でしょう。
・すべての語尾に「?」マークをつけるように意識して、話題をふくらませるように集中しましょう。(p82)
●私の場合は、会った人のデータベースを
作っておいて、次に会うときの
準備に使っています。
(名刺配布累計889枚とは、
データベースに記録されている人数)
・「その人のキャラクターを特徴づけるようなキーワード」を抜き出して、アドレス帳にあるパーソナルデータの欄に登録しておく(p61)
●私も仕事を通じて多くの人と
お付き合いしてきましたが、
プロの営業マンが使っているテクニックが
いくつか網羅されていると感じました。
人と付き合うことが多い人、
学生さんで仲間を増やしたい人に
お勧めの一冊です。
使える人間関係のコツということで、
★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「この人と仲良くなりたい」と思ったら、なにか教えてもらう、貸してもらうといった簡単なお願いをしてみる。・・・今度はこちらから相手に喜んでもらえるようなお礼をする。(p40)
・食事、映画鑑賞、スポーツ観戦など、ひとりまたは少人数でできることを、あえて大勢の人に声をかけて「イベント化」してみる。(p114)
サンクチュアリ出版 (2005/06/10)
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バイブルです!
全部が参考にならないまでも
【私の評価】★★★★☆(82点)
●著者経歴・・・山崎 拓巳
1965年生まれ。大学中退後、画家・エッセイストとして活動。1999年ニューヨークで絵画の個展を開催。
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