「中国人民に告ぐ!」金文学

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中国人民に告ぐ!―「文化大国」が聞いてあきれる-痛憤の母国批判 (祥伝社黄金文庫)

(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)


●カザフスタンに来て困るのは、
 嘘をつく人が多いということです。


 契約を守らない、約束を連絡なしで
 すっぽかす、あると言うが本当はない。


 日本人から見ると
 信じられないことがおこります。


 しかし、そうした人たちを見て、
 「カザフ人はどうしてこうなんだ」
 と言うと通訳に怒られます。


 通訳に言わせると、嘘をついているのは、
 この組織のこの人であって、
 すべてのカザフ人が嘘つきではないでしょう、
 ということです。


●確かに通訳は優秀ですから、
 優秀なカザフ人が存在するのは確かでしょう。


 しかし、約束を守らない人の比率が
 日本より高いのは確かなようです。


 中国でも同じようなことがあるようですね。


 ・中国人は公的な場所で虚偽的な表現をすることを好み、
  それを何度も繰り返すのが常だ。
  職場の会議から国会に当たる全国人民代表会議の
  発言にいたるまで、まさしくすべてが
  嘘っぱちだらけだ。(p230)


●同じように確かに中国人には
 泥棒が多いのでしょう。


 公共心のない人が
 多いのでしょう。


 では、それが悪いのかといえば、
 そうではなくそれが現実ですよ、
 ということなのかもしれません。


 ・泥棒は中国のいたるところでお目にかかることができる。
  いまでも田舎では、不幸にして幼い子どもが亡くなると、
  両親が「ああ、なんてかわいそうなんだ。
  この世に生まれてから一度も泥棒をしないで
  逝ってしまうなんて!」と泣き叫ぶ。(p141)


●だれでも、周囲の人が自分のことしか
 考えない環境にいれば、
 そこで生き残るための対応をするはずです。


 そこにお国柄というものが
 生まれるのでしょう。


 ・中国人の泥棒病、その表層を掘り下げて
  さらに深層を覗いてみると、
  やはり自分のことしか頭にない
  「自私自利」の心性が潜んでいる(p236)


●やはり、実際に現場を見てみなくては
 分からないことがあるはずです。


 ますます中国を見たくなってきました。
 ★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・有史以来、中国は、戦乱と殺掠と闘争が
  途絶えることはなかった。(p89)


 ・中国人には日本人のような「ワリカン」の習慣がない。
  財布の金が底をついているときでも
  友だちがやってきたら、中国人は面子のため
  値の張るレストランへ連れて行って
  ご馳走を奢る(p185)


 ・中国人研修生たちはひそひそ声で
  「もっとゆっくりやろうぜ」と囁きあった。
  会社の人が現れると一所懸命働くふりをするが、
  いなくなるとずっと雑談ばかりしながら怠けていた。・・・
  中国の農民や労働者たちの働き方が
  まさにこのような芝居そのものだ。(p193)


中国人民に告ぐ!―「文化大国」が聞いてあきれる-痛憤の母国批判
金 文学 蜂須賀 光彦
祥伝社 (2005/01)
おすすめ度の平均: 4.33
4 中国の裏を知るには十分
4 中国大衆の民度を知る
5 中華思想の本質を知る

  
(私の評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です)



●著者紹介・・・金文学

 1962年、中国の洛陽で朝鮮族3世として生まれる。
 大学卒業後、来日。大学院を経て、現在、大学講師。
 日中韓3ヶ国語による執筆活動を展開している。


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