「人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン」アンソニー・ロビンズ
2005/09/21公開 更新

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【私の評価】★★★★☆(88点)
要約と感想レビュー
恵まれない家庭へのプレゼント
この本はもともと、感謝祭のときに、恵まれない家庭に食料と一緒にプレゼントするために書かれたものだそうです。中身は、いわゆる成功法則が一通り網羅されています。
恵まれない家庭には最高のプレゼントでしょう。
問題は昨日どうだったかではなく、今この時に何をするかだ。それなのにバックミラーを見ながら未来へ向かって車を走らせる人が多すぎる。(p36)
人に何を与えられるか?
驚きなのは、「ユダヤ人大富豪の教え」の本田健さんが、この本に影響されて「幸せな小金持ちへの8つのステップ」という小冊子を100万部もプレゼントしたということです。
「自分は人に何を与えられるか?」これがアンソニー・ロビンズの成功法則の根本にあるようです。だから、今のあなたより辛い立場にいる人の状況が今よりも"ほんの少し"だけよくなるように手助けすればいいのです。
わたしの秘密は、・・・つねに、どうすれば人々の生活に価値あるものを加えられるか、と自問し続けた・・・実際に人に何かを与えられるようになるためには、まず自分がすぐれた人物なならなければならない(p27)
実績が説得力を増す
つねに全力を傾けて、少しでもよくなろうとする、つねにもう一歩上を求めていく、継続的な、終わることのない改善という内容は、普通の成功法則と変わりません。しかし、多くの人に影響を与えてきたという実績が説得力を増しています。
実績と内容の充実度から★4つとしました。
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この本で私が共感した名言
・何度でも立ち上がってくる人たちがいる。なぜそんなことができるのだろう。それは、彼らには闘うに値するだけの未来があるからだ。行動を起こさずにいられないほどの未来が(p134)
・私は、何か目標を設定したときには、すぐにそれを支える行動をすることにしている・・W・ミッチェルは、世界に貢献すると決めたその日から、会う人ごとに微笑むようにした(p142)
パーソナル・パワーとは、決してあきらめずに行動を続ける能力のことだ。何かの行動を起こせば、そこには必ず学ぶものがある。そこから道が開け、次にはもっとうまくできるようになる。(p39)
【私の評価】★★★★☆(88点)
目次
1 押しつぶされそうな状況を一変させる
2 人生に失敗などない
3 もう立ち止まらない―決断のパワー
4 信じる力を築き上げて、さあ飛びだそう!
5 求める現実にフォーカスを合わせる
6 問題解決のためのクエスチョン
7 体を使って、最高の自分を感じよう
8 成功のためのボキャブラリー
9 メタファーで壁を打ち破る
10 正しい目標設定が未来をつくる
11 10日間メンタル・チャレンジ
著者経歴
アンソニー・ロビンズ・・・米国のサクセス・コーチ。1960年生まれ。貧困な家庭環境のため大学進学を断念。アルバイトをしながら17歳からの2年間で700冊の成功哲学や心理学の本を読破し独自のスタイルのライブ・セミナーを展開。24歳で億万長者となる。
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