「キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・」岸 正龍
2005/07/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
●キラーブランドとは、小さい業界ながら
熱狂的なファンを持つブランドのことです。
私の頭には、あの温泉旅館とあのレストランが
イメージされました。
・コアプロダクトはそんな軽いもんじゃない。もっと「人生に近い存在」です。だから、あなたが満足するかどうかだけが判断基準(p67)
●本書では著者がメガネのブランドを立ち上げ、
失敗と成功を繰り返しながら、
商売のコツをつかんできます。
やはり、そこにあるのは「こだわり」です。
決して顧客を失望させない
「こだわり」があるのです。
・見つかるまで探す気合いや根性がないようなこだわりなら、最初からやりたいなんて思わない方がいい。どうせ最後には中途半端で終わるでしょう(p60)
●そして最後に来るのが「ミッション」です。
結局、それかよ!
と思われる方もいるかもしれませんが、
本当に著者はこれにたどり着くまで、
苦労しているのです。
それだけに説得力があります。
・ミッションは魂です。くさいから一回で終わりにしたかったんですが、また言ってしまいました(p114)
●著者の失敗が、リアルにブランド化の難しさ、
経営の難しさを教えてくれる一冊でした。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・あなたのブランドはあなたが死んでも続いていくんです。(p64)
・以前は原価からの積み上げ方式で価格を決めていたのですが、リアルターゲットをイメージしてからは、ターゲットが喜んでくれるだろう価格を先に設定(p79)
・商品ブランドの場合は、マーケッティングの鬼となって名前を考えてください。(p167)
・マーケティングに関する本を、とにかく読んでほしいのです。最低でも100冊読んでください(p180)
フォレスト出版
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隠れた名著
迫力あった
小さなお店やメーカーなら、読むべし
経験は理屈に勝る!
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
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