「これからのお葬式」be文庫編集部
2005/04/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
●葬儀の当事者になることなど、
仕事が総務でなければあまりないでしょう。
一般的には30年に1回程度だそうです。
しかし、人の死は必ずやってくるものですから、
そのときに、考えようとしても、慌てふためいて
適切な対応ができない場合が多いようです。
●そうしたときに、このようなマニュアル本が
必要となるわけですが、
この本は監修者の二村祐輔さんの
「葬儀を考えることは、
自分の人生を考えることだよ」
という思いが伝わってくる内容になっています。
私もこの本を読んで、
両親と話し合おうと思いました。
・自分の終焉について真剣に考えることは、
今から自分がどう生きていったらいいかの、
"道しるべ"につながると思うのです。(p6)
●このような本をきっかけに、
事前に話し合いが持てれば、
家族で葬儀への共通認識を持つことができれば、
葬儀自体の失敗が避けられると思うのです。
・どんな葬儀をするにしても、
家族とよく話し合い、
コンセンサスを得ておくことが大事です。(p30)
●さらに、おまけの効用として無知のために
ムダなお金を使うこともなくなるのです。
・病院や警察の「提携業者」というだけで
信用し、契約してはいけない。(p19)
●人生最後の時を考えるきっかけとして、
そして、失敗葬儀を避けるためにも
ぜひお奨めする一冊です。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・葬家として、きちんと通夜ぶるまいをしたいと思うなら、
そちらに費用をかけて返礼品はやめる
(飲食を辞退した人だけに渡す)、
通夜ぶるまいをしないなら、
少々凝った返礼品を渡す。
できれば、こうした工夫も必要かもしれません。(p97)
集英社 (2004/09)
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【私の評価】★★★★☆(81点)
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