「勝つ力―これからの時代、成功するための8つの鉄則 」山崎 養世
2005/04/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
●昔の職場で全員が夜遅くまで残業しているとき、
私は定時で帰って早朝出社するような
仕事をしていたことがありました。
しかし、週休二日でもないのに、
土曜日を休日にしてしまう人は
はじめて見ました。
●著者は、大和証券の入社二年目で
それをやっているのです。
それだけ、仕事で成果を出していた
ということでしょう。
でも、ちょっとやりすぎでは。
・プロは、自らを高く売り込む一方で、
約束したことは必ず実行する(p43)
●大和證券へはMBA取得と
国際金融部門への配属を条件に入社。
入社後も自分の提案で
証券化商品など多数開発。
ゴールドマンサックスへの転職でも、
自ら提案する資産運用ビジネスを
立ち上げています。
著者の人生は、まさに自分で
切り開いているといえるでしょう。
・毎日、提案書を書く習慣をつけた。(p182)
●いいな~、こういうの。
・「たった一人の力で何ができるのか」
と言う人がいる。しかし、すべては
たった一人の疑問や想いから始まるのだ。(p259)
●私も会社に入った理由を思い出しました。
やはり、提案しなければ、
何も始まらない。
言い出さなければ何も変らないのですね。
・二、三割の法則・・・関係者の中の10人に聞いて、
一人も「面白い!」と言ってくれない時には、
「時期尚早」だということであり、それが二、
三人が「それは、面白そうだね」と言い出した時が、
スタートのタイミングだ、ということだ。(p148)
●準備と根回し、そしてタイミングを
計ることが大切なようです。
私も参考にさせていただきます。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・何らかのルールやノウハウを発見したら、
もう一冊の別のノートにノウハウ集として
事項ごとに記録していくのだ。(p186)
・ゴールドマンサックスでは、
評価の結果、下位五%になると、
会社から追い出されると言われている。(p212)
・「大黒天物産」。
「自分を変え、会社を変え、社会を変える」(p228)
文藝春秋
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