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【書評】「人生で学んだ一番大切なこと」ウェンディ・ラストベーダー

2005/04/11公開 更新
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人生で学んだ一番大切なこと。


【私の評価】★★★★★(93点)


要約と感想レビュー


人生で大切なのは友人

宝石のような本があるとすれば、この本のことをいうのでしょう。104人の老人からの宝物のようなアドバイスで溢れています。


人生の終わりになってわかるのは人生で大切なのは、気を使わない人、自分と一緒にいて楽しいと言ってくれる人だというのです。


旧友と会う機会は、絶対に逃しちゃだめ。・・・大事な友達は一度失うと、もう二度と取り戻すことはできないのよ(89歳)(p128)

好きなことをやったほうが幸せ

人は人生を走っているときには、大切なものが見えないのですが、ゴールに近づいて、その道を振り返るとき、その大切なものに気づくのかもしれません。


いくら出世しても死ぬ時は死ぬのです。いくら出世しなくても死ぬときは同じ。本当に好きなことをやったほうが最後は幸せだというのです。


最高の地位について、初めて真実が見えたんだ。・・・社長も、郵便係も同じなんだ。本当に好きなことを見つけてそれを極めることの方が、必死になって出世するよりよっぽどいい。(72歳)(p150)

人生は短い

私も親になってはじめて親の気持ちが分かりました。老人の気持ちも、自分が老人にならなければ分からないかもしれませんが、後悔の数を減らすことくらいはできるのではないでしょうか。


だからやりたいことは思い立ったときにやってみることなのでしょう。ある75歳の老人は、「物事を先のばしにしてばかりいるうちに、一生が終わってしまうことになった」と後悔しているというのです。


実はあるページでボロボロと泣いてしまいました。「泣ける本」に追加することにしました。きっとあなたの心に響く本となるはずです。


この本で気づいたことがあったら、すぐにやってみましょう。人生はいつからでも変えることができるのですから。


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この本で私が共感した名言


・私くらいの年になると、何がほしくなると思います?それは自分と一緒にいて楽しいと思ってくれる人なんです。(83歳)(p167)


・どんなに悲惨な状況の中にも、何かおもしろいことを見つける。それが生きのびる唯一の方法じゃないかしら。(90歳)(p18)


・物事を先のばしにしてばかりいるうちに、一生が終わってしまうこともあるんだよ。私は年をとるまで何でもかんでも先のばしにしていた。信じられるかい?(75歳)(p152)


人生で学んだ一番大切なこと。
ウェンディ・ラストベーダー
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【私の評価】★★★★★(93点)


目次

第1章 良い生き方について 
第2章 人間について 
第3章 時間について 
第4章 精神性について 
第5章 結婚について 
第6章 憂鬱について 
第7章 仕事について 
第8章 老化について 
第9章 良いおこないについて 
第10章 後悔について 
第11章 老後について



著者経歴

ウェンディ・ラストベーダー(Wendy Lustbader)・・・1954年生まれ。ワシントン大学ソーシャルワーク学部の准教授。病気、高齢化、家族介護者のニーズに関するテーマで、全米各地で講演を行う。シアトルのダウンタウンにあるコミュニティクリニックで、20年近くにわたり心理療法士として活動。


死ぬ瞬間関連書籍

「死ぬ瞬間 死とその過程について」エリザベス・キューブラー・ロス
「もしも一年後、この世にいないとしたら。」清水研
「もしあと1年で人生が終わるとしたら」小澤竹俊
「死ぬ瞬間の5つの後悔」ブロニー ウェア
「人生で学んだ一番大切なこと」ウェンディ・ラストベーダー


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