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「出世する人、稼ぐ人、他人に気配りできる人」高田律子

2004/11/05公開 更新
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出世する人、稼ぐ人、他人に気配りできる人


【私の評価】★★★☆☆(76点)


要約と感想レビュー

 一流の人の目というものは鋭いものです。それが銀座のママの目ならなおさらでしょう。銀座で飲むことが成功かどうかは分かりませんが、一流の人の目から見た一流の人というものの一端を知ることができます。


 例えば、チャンスをつかむ人は、何もごとにも学ぼうとしようという気持ちがあうようです。また、「こうありたい」という強い信念を持っている人も成功しているという。


 私も一度、銀座で飲んで、評価していただきたいものだと思います。


この本で私が共感した名言

・どういう男がチャンスをつかむかというと、・・・何事にも興味を持って貪欲にエネルギーを吸収しようとする男。遊びながら何かを学ぼうとする意識と、どんな状況でも自分を楽しませようとする意識を持つ男です。(p24)


・人間、いいときもあれば悪いときもあるもので、上昇しているときにこそ、危機感を持っておられる人は凄い。(p19)


・お客様で「接待は最初の三十分で決まる」という信念の持ち主がいらっしゃるんです(p29)


・人は勝手に育つもんよ・・若い人や子どもというのは、上司や大人を恐ろしく観察しているのです(p68)


出世する人、稼ぐ人、他人に気配りできる人


【私の評価】★★★☆☆(76点)


目次

第1章 出世できる男、潰される男、この決定的違い
第2章 こんな人間が味方になる、本当に信頼できる関係を築く
第3章 不遇のときこそ、自分が試されるとき、成功へのチャンス!!
第4章 気遣いできる男は、「栄光」をつかめる
第5章 お金の魔力
第6章 銀座で学ぶ、男と女の間の機微
第7章 私が銀座デビューするまで



著者経歴

 高田律子・・・1964年5月生まれ。某銀行の支店長を父として生まれる。OL時代、上司と取引相手の"接待"に同伴させられているうちに"接客業"に興味を持ち、銀座の世界へ。ナンバーワンホステスを経験し、バブル経済崩壊後、一度は銀座の世界をやめようとしたが、くしくも関係者周辺に「律子ママが店を持つ!」という噂が流れる。その噂を信じて、かわいがっていたホステスたちが「律子ママが店を持つなら」と、彼女の元へ殺到。周囲の期待もあって"お水の世界の最高峰"と言われる銀座に「昴」をオープン(平成6年9月)。オーナーママとなって、現在にいたる。現在、1年3カ月にわたって"連続同伴出勤"を続ける"鉄人記録"を更新中


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