「コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学」G・M・ワインバーグ
2004/09/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
●コンサルタントである著者の
膨大な経験から導きだされたジョークと示唆に
富んだノウハウでいっぱいの本でした。
私の数少ないコンサルタントとの接触経験から
もなるほど!と思わせる
ものばかりでした。
・自分の大成功を誇るコンサルタントは、
ナプキンで靴を拭く客のようなものである。
彼らは二度と招かれることはない。(p5)
●確かにうちの会社に来ていたコンサルタントが、
仕事の成果をかってに上層部に吹聴してまわったとき、
上司はいやーな顔をしていました。
・もっと満足が高いのは、彼らが問題を自分で、
しかも次の問題は自力で解ける見込みが高いと
思われるようなやりかたで解くのを手助けした、
という場合である。(p129)
●結局、人間ですから、コンサルタントに言われてやるよりも、
自分でやるほうがやる気がでるのです。
それに自分の成果になります。
・彼らはたくさん払えば払うほど多く、
受け取り人を愛する。(p200)
●そのコンサルタントは1日30万円でしたが、
確かに私も「この人が一日30万円か・・」
という目で見ていました。
・ひと財産作りたければスターになりたまえ。
広く、遠く、広げたまえ。
だが太陽を変えたいなら、
一番手近からはじめたまえ。(p19)
●本を出版しても世の中は簡単に
変らないということです。
ベストセラーになればお金は儲かりますが、
世の中が変るわけではない。
聖書でさえ、いまだに
世の中を平和にできていないのです。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・クリスマスプレゼントに金槌をもらった子供は、
何でも叩きたがる(p58)
・一人の依頼主の仕事が、
仕事全体の四分の一より
多くならないようにしよう。(p186)
共立出版
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その辺の本と一緒にするな。
私の仕事感は、この本で大きく変わった!
問題解決のエッセンスがここにあります
相談事を受けることが多い人にぜひ読んでほしい本
【私の評価】★★★☆☆(79点)
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