「スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学」G・M・ワインバーグ
2009/11/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■この本のエンジニア、ワインバーグ氏は、
ソフトウェアプログラマーです。
この本では、
優秀な技術者が何を考え、
経験してきたのか知ることができます。
■私が共感したのは、ワインバーグ氏が
知識を習得しようとするときに使う手法です。
それは、「先生」になること。
「先生」になれば、
必然的にその内容に習熟しなくては
ならなくなるのです。
・何かについて学ばなければならなくなると、
その主題について授業をするという立場に立つようにする。
十分授業をしてその主題がわかってくると、本を書く。
■また、本書全体を通じて、リーダーとしての
心構えが参考になります。
人を動機つける方法。
問題解決方法。
そして組織を動かす方法です。
・問題の理解・・・
仕様書を非常に注意深く読む・・・
顧客から仕様書の不明瞭なところについての説明と
追加情報を求める・・・仕様書を見直す(p27)
■翻訳がいまいちですが、
欧米の一流技術者の考え方は
ユーモアもあり興味深いものでした。
本の評価としては、
★3つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・誰かに割り当てた仕事を自分でするな。
たとえそのために、彼らに誤りを
犯させることになったとしても。(p254)
・自分の能力を証明しようとして
時間を無駄にするな。(p254)
・もしあなたがリーダーなら、
人々こそあなたの仕事の対象である。
それ以外にする値打ちのある仕事はない(p129)
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■著者経歴・・・G・M・ワインバーグ
ITコンサルタント。
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