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「毎朝「一話」出勤前に読む本―言葉のクスリ」太田典生

2004/09/08公開 更新
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毎朝「一話」出勤前に読む本―言葉のクスリ (知的生きかた文庫)


【私の評価】★★★★☆(84点)


要約と感想レビュー

 掘り出し物の一冊でした。弊誌と同じように、いい言葉を引用して、人生の知恵を紹介するというスタイルで項目がなんと234もあります!


 引用としてはこんな感じです。


・経営の神様・松下幸之助は、「事に熱中すれば、苦しさを忘れることができる。そしてそれを成し遂げた後は、何ものにも代えられない喜び、嬉しさが得られるものだ。成功は成功するまでやることなのだ」と言っている。(p208)


 「松下幸之助「一日一話」」には届きませんが、内容も充実していて、話にはずれがないので★4つとなりました。


 自己啓発、精神的なことが中心ですので、30代サラリーマンにぴったりの書ではないでしょうか。


 さあ、この本を読んで、今日も楽しい一日が始まりそうです。


この本で私が共感した名言

・ある人は毎朝鏡に向かって一日の予定を言い、最後に「おまえならできる!」と叫ぶそうです。するとその日一日の仕事がうまくはかどるという。(p5)


・「この世の中には悪い人間はいない。自分と気が合う人間と、気が合わない人間がいるだけだ」と斎藤茂太さんは語る。(p66)


・安岡正篤は、「凡と非凡の分かれるところは、能力のいかんではない。精神であり、感激の問題だ」と言っています。(p258)



【私の評価】★★★★☆(84点)


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