「マンガ特別版中国の思想大全」蔡志忠(画)、和田武司(訳)
2004/04/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
●実は、私、マンガが好きなのです。
小学校のときは、学研の「地球のひみつ」
「からだのひみつ」「宇宙のひみつ」など
まんがひみつシリーズを熟読していました。
このシリーズでは、各ページの左右の余白に
「まめちしき」が書いてあるのですが、
これも含めて、ほとんど暗記するくらいまで
読み込んでいました。
●そのせいで中学校の初期までは、
理科はほとんど勉強する
必要がありませんでした。
なにしろ、小学校で血小板とか
地球の直径の計り方とか
知っていたのですから。
残念だったのは、小学生のときに
この中国の思想マンガシリーズが
なかったことです。
これを読んでいれば、
きっともっと早く中国の思想に
興味を持っていたのではないかと
思うからです。
今日、まんが中国思想シリーズ
ぜんぶ手配しました!
子どもと一緒に読みます。
この本で私が共感した名言
・韓非子はすごい。かれの思想が法律万能の非情に支えられている理由は、韓非子が吃音者であったことに尽きる。(p3)
・司馬遷もそうだよ。『史記』という人間技とは思えぬ歴史的大著を一生かかってまとめた背景には、かれが刑罰で男根を切られた屈辱の後半生を、生き恥さらしながら甘受しなければならなかった運命がある。(p3)
・君子に三変あり。(君子から受ける印象は三たび変わる。遠くから見る時は近寄りがたい威厳がある。近くで見ると温かみがある。口をついて出る言葉は厳しく公正である。)(p84)
講談社
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【私の評価】★★★★☆(80点)
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