「新聞と日本人 なぜ、真実を伝えないのか」井沢 元彦

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新聞と日本人 なぜ、真実を伝えないのか (祥伝社新書)

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


■朝日新聞がこれまでに行ってきた
 情報操作を批判し、
 公平な情報提供を新聞に求める一冊です。


 朝日新聞については、
 あまりの偏向報道が明らかであり、
 他の業界であれば倒産しているだろうと
 しています。


■何百万人という人が同じ新聞を読むという
 日本は特殊な国なのです。


 その特殊な日本人を悪い意味で
 コントロールしてきたのが
 新聞なのでしょう。


 ただ、そうした新聞の存在を
 許しているのも日本人なのです。
 残念ながらそう感じました。


 井沢さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・新聞社が絶対にやってはいけないことは、
 間違った情報を流して
 社会に害毒を与えることです(p18)


・船場吉兆は、名門料亭でありながら、
 一度客に出した料理を再び使うなどという、
 場末のレストランでもしないようなことを
 しておきながら、その釈明会見で誠実な
 態度を見せませんでした。その後、
 当然の結果としてこの店は倒産しました・・
 ところが、「同じこと」をしながら
 『朝日新聞』は潰れていません(p20)


・『朝日新聞』が従軍慰安婦問題に関し
 「軍の指令による強制連行があった」という
 デタラメを報じ続けていた期間は、
 なんと恐ろしいことに32年間です(p21)


・「北朝鮮が良い国だ」と主張し続けてきた
 『朝日新聞』。・・
 そのコンセプトの奥底にあるものは・・
 「日本は悪い国だ」ということです(p32)


・文部省(当時)が教科書検定において、
 高校の日本史教科書の中の「中国への侵略」
 という記述を「中国への進出」へ改めさせたという、
 真実とはまったく違う誤報がながれました・・
 誤報を出したのは『朝日新聞』だけでは
 なかったのですが・・(p51)


・相手の証言に嘘があったから騙されてしまいました
 (実は現場の記者はまったく裏を取りませんでした・・)
 友人のアメリカ人が「お前はなぜ『朝日新聞』を
 批判するのか?」と質問してきたとき、
 私がこの22年前の記事を見せると、彼はびっくり
 仰天し、「こんな言い訳を編集幹部がしたら、
 その新聞社は一日で潰れるぞ」と言いました(p61)


・日本の新聞は、傲慢なアジテーター・・
 たとえば日独伊三国同盟締結に関しても、
 こんなメリットがある、こんなデメリットがあると
 冷静に公平に客観的報道に終始して、
 どちらを選びますかというふうに
 するべきでした(p165)


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【私の評価】★★☆☆☆(68点)



■著者:井沢 元彦

 昭和29年、名古屋市生まれ。
 早大法学部卒。TBS入社後、報道局放送記者時代『猿丸幻視行』で
 第26回江戸川乱歩賞受賞。その後退社し執筆活動に専念。
 歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓。


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