「利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか」紺野 登、目的工学研究所

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利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか

【私の評価】★★★☆☆(70点)


■利益や売上げだけではなく、
 会社の本当の目的を
 考えましょうという一冊です。


 ともすると、会社のマネジメントは
 会社の利益、資産効率といった
 数字の管理になりがちです。


 会社の目的は、
 株主に配当すること
 なのでしょうか。


 違うでしょう。


 会社には、個人ではできない
 社会のために必要なサービスを
 提供する機能があるのです。


・ドラッカーは、・・
 「その会社の使命は何か」
 「顧客はだれか」など、
 当たり前だけれども日頃
 まじめに考えていない質問を
 投げかけながら、その会社の
 「あるべき姿」、ついには
 「目的」を引き出していくのです(p21)


■会社には
 大切な使命があります。


 ところが、
 会社の使命を考え、行動することは、
 まさに、"言うは易し、行うは難し"
 です。


 それが分かってできていれば、
 今のソニーの凋落はなかった
 でしょう。


 分かっていても会社が大きくなると
 そこから離れ、決断することが
 できなくなってしまうのです。


・やっぱり人間がやる気になって
 『おもしろんな、命を賭けよう』
 ということでないと
 おもしろくないですよね
 (井深大)(p209)


■凡人にはできないからこそ、
 こうした本ができるのだと
 思いました。


 凡人はこうした本を作って、
 学ぶしか手はないのです。


 紺野さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・手段はすべてそろっているが、
 目的は混乱している、というのが
 現代の特徴のようだ
 (アルベルト・アインシュタイン)(p1)


・偉大なる企業は、
 偉大なる目的を掲げ、
 これを実践する存在である
 (ジョン・マッキー)(p55)


・エジソンは
 「発明工場を発明した」(p159)


・俺はバカだが、後藤新平は頭の切れる秀才だった。
 だから反広軌派の連中に何のかのと言われると、
 つい理に走る。頭で対策を考えようとする。
 頭が良すぎて、俺のように、虚仮の一念で
 ゴリ押しできなかったのだ
 (十河(そごう)信二)(p222)


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紺野 登 目的工学研究所
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【私の評価】★★★☆☆(70点)



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■目次

第1章 利益や売上げは「ビジネスの目的」ではありません
第2章 イノベーションは「よい目的」から生まれてくる
第3章 コラボレーション、コラボレーション、コラボレーション
第4章 「コトづくり」をデザインする
第5章 さまざまな人材をつなげる組織
第6章 「アポロ計画」に目的工学を学ぶ
第7章 目的第一のマネジメント
第8章 目的工学はこうして実践する 総括編




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