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「起業の神様が教える、ビジネスで一番大事なこと」安東 邦彦

2015/02/13公開 更新
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起業の神様が教える、ビジネスで一番大事なこと


【私の評価】★★★★★(94点)


要約と感想レビュー

■日本は職人の国。
 だから、日本の中小企業には
 職人社長が多いらしい。


 この本では、
 職人社長として行き詰った著者が、
 どうやって社員がいきいき働く
 会社を作ったのか、
 その秘密を教えてもらえます。


■職人社長は、自らが営業し、
 自らが仕事をして、
 クタクタになっている。


 社員は社長の言うとおり
 作業を手伝っているだけ。


 社長はクタクタ、
 社員は指示待ちなのが
 職人型ビジネスなのです。


・"職人型ビジネス"とは、ビジネスが働くのではなく、社長自身が毎日現場で働くことによって成り立つビジネスのことです(p47)


■では、どうすればよいのでしょうか。


 それは、仕事を機能別に分け、
 それぞれを仕組み化していくのです。


 機能ごとにマニュアルを作って、
 だれでも役割を果たせるようにする。


 自分が動かなくても
 組織が動く仕組みを作るのです。


 そうすれば、社長がいなくても
 仕事は進んでいく。


・会社の機能をシステム化(仕組み化)して、自分が現場にいなくても機能する会社を作りあげることです(p174)


■組織で動けるようになると、
 社長の役割は限定されます。


 つまり、仕組みがちゃんと動くように
 チェック・フォローすること。


 そうすれば良いと
 分かっているけど、
 それが難しい。


 その一歩を踏み出すのを
 助けてくれるのがこの本なのでしょう。


 安東さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・1人の会社にも「組織図」が必要だ(p185)


・会社とは、すべてがシステムである・・・社員にそれを実行してもらい、問題点をフィードバックし、システムをさらに練り直す(p39)


・「マニュアル」とは、・・公式ガイドブックであり、社員がそのレベルに到達するために活用するトレーニング・ツールなのです(p194)


・「数値化するのか?」・・「イエス!」・・「何を数値化するのか?」・・「すべて!」(p131)


・ネイルサロン事業以外の3つの会社をすべてやめてしまうことだ。そして、ネイルサロン事業を100店舗ではなく、1万店舗に拡大する夢を描きなさい。(p108)


・「もし、あなたが会社を売ったなら、買いたいと思う人はいるか?」(p102)


・創業者のカリスマ性を引き継ぐのは無理です・・・カリスマ性は引き継げないが、創業者の考える経営を仕組み化して、その仕組みの運用なら私のほうが上手くできる(p196)


▼引用は下記の書籍からです。
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安東 邦彦
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【私の評価】★★★★★(94点)


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目次

なぜ、マイケル・E・ガーバーは世界中で支持されているのか?
プロローグ "働きづめ"だった私の失敗
STEP1 「現状打破」で成長する
STEP2 「人生とビジネス」をリンクさせる
STEP3 「夢・ビジョン」を成長の原動力とする
STEP4 成長ビジネスを「発明」する
STEP5 「仕組み」で会社を運営する
STEP6 「企業文化」で差別化する


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