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「数値化の鬼─「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法」安藤広大

2023/09/11公開 更新
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「数値化の鬼─「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法」安藤広大


【私の評価】★★★★☆(80点)


要約と感想レビュー

目標設定の数値化

「識学」というコンサルでは何を教えているんだろう?と手にした一冊です。タイトルどおり、組織の目標設定や評価制度で数値化を推奨する一冊となっています。どこの会社でも目標設定・評価制度では目標は、できるだけ数字で評価できるものにするというマニュアルとなっているはずです。


この本でも、大きな目標の達成につながるKPIを設定すること、評価項目はシンプルに「5項目以下」に絞ることを推奨しています。こうした数値化した目標によって、社員が行動して成果を出していくのが理想なのです。ただ、現実には数値化が徹底されているかといえばそうでもないでしょう。あまりに数値化がノルマとなって、厳しい管理が行われると職場の雰囲気が悪くなってきます。不正を行う社員が出てくるかもしれません。目標設定はバランスが難しいのです。


・総務や経理などの管理部門・・業務改善数は何個あったか(p111)


成果につながるKPIは何か

数値目標はゆるすぎれば緊張感がなくなるし、厳しすぎれば不正をしてでもノルマを達成しようというビッグモーターのような会社になってしまいます。キーエンスでは数値化や目標管理が 厳しいのですが、不正防止のためメールや通話記録をチェックするなどの監査チームのチェックが行われているという。


このように目標を数値化して、ちょうどよいところに設定することは難しいのです。難しいけれども、うまくいけば、高校野球の育英学園のようにだれもが納得する評価システムとなる可能性を持っているのです。成果につながるKPIは何かを考え続けないといけないのだと感じました。うまくいったらそれを継続し、うまくいかないのなら、他にどんな方法があるかを考えるのです。


・「成長している実感」こそ最大の目標(p277)


数字化とゲーム化

組織として社員の目標設定をできるだけ数値化しようとすることは取り組むべきポイントだと思いました。そして自分自身の生活習慣の中で、数字化してみると面白いのではないかと思いました。例えば、一日一冊読む。TOEICで800点を取る。毎日、一つ前の駅で降りて歩く。このような個人の目標であれば、自分の責任で数値化できて目標達成できるかゲーム化することで楽しめると思うのです。


識学はクライアントが多いようなのでもう少し実例があれば、感覚として納得感が高まったように感じました。安藤さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・数字は、いま、自分には何が足りていないのか、どういう課題があるのか。それを「見える化」しているだけです(p43)


・「どの数字を達成すれば、自分の評価につながるのですか?」と伝えてみましょう(p47)


・短期的な決断でもつねに、「5年後、10年後はどうなっていくだろう?」ということをセットで考えます(p252)


▼引用は、この本からです
「数値化の鬼─「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法」安藤広大
安藤広大、ダイヤモンド社


【私の評価】★★★★☆(80点)


目次

はじめに―いったん数字で考える思考法
序章 「数値化の鬼」とは何か
第1章 数を打つところから始まる―「行動量」の話
第2章 あなたの動きを止めるもの―「確率」の話
第3章 やるべきこと、やらなくてもいいこと―「変数」の話
第4章 過去の成功を捨て続ける―「真の変数」の話
第5章 遠くの自分から逆算する―「長い期間」の話
終章 数値化の限界



著者経歴

安藤広大(あんどう こうだい)・・・株式会社識学 代表取締役社長。1979年、大阪府生まれ。2002年、早稲田大学を卒業後、NTTドコモ、ジェイコムホールディングス、ジェイコム取締役営業本部長を経験。プレイングマネジャーとして「成長しないチームの問題」に直面し悩んでいたときに「識学」に出合い、衝撃を受け、2013年に独立。識学講師として多くの企業の業績アップに貢献した。2015年、株式会社識学を設立。わずか4年あまりで上場を果たし、これまでの8年間で約3500社に識学メソッドが導入されている。


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